「欲深すぎることは罪である」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
欲深すぎることは罪である
3時間26分。
そんなに長かったのですか。
レオナルド・ディカプリオはもはやレオ様ではない。タイタニックやロミオ&ジュリエットの頃にもてはやされたレオ様ではない。もちろん少年の時から演技力は抜群だったし、お顔が綺麗なだけではない。知的障害者や薬物中毒者の演技などもこなし才能を発揮されていた。
しかし歳を重ねるにつれて童顔が故に役作りに悩んでおられたレオ様ももう、
すっかり熟し、演技力に磨きがかかった名優である。
ジャック・ニコルソンかと思えるほどの風格も出てまいりました。(ちょっと似てきましたよね?)
実話が基になってるとの事だが、ロバート・デ・ニーロ扮するキングがエグすぎた。オーセージ族を友と呼び、信頼を得ていて、オーセージ族の為に色んな便宜をはかるが、全ては石油の発掘により巨万の富を獲たオーセージ族純血の財産を自分に流す為の計画。純血のモーリーに目をつけたキングはレオナルド・ディカプリオ扮する甥のアーネストにモーリーと身を固めるよう示唆する。そこからしてモーリー純血一族の財産を静かに狙っていて恐ろしい。言葉は常に選んではいて、オーセージ族やモーリーやアーネストなど皆の為と言いながら、その純血の財産を狙うべく周りの使い手を上手く使い邪魔者をどんどん消していく。この恐ろしさをさすがのロバート・デ・ニーロは見事に演じていて怖かった。
モーリーを心から愛しているにも拘わらず、そんなキングに何度となく言いくるめられるアーネストは、キングに加担せざるを得なく、どんどんと悪事を重ねてしまう。ある種の洗脳なのかと思うほど、なぜそんなに愛しているのにモーリーにまで手を下してしまうのか。
そしてモーリーも次々と姉妹や母親が亡くなり、モーリー自身も命を狙われている事を薄々と感じながらもアーネストを愛し続ける。
だが、アーネストがモーリーにした注射が何だったのかをモーリーは尋ねたが、本当の事を言わなかったアーネストを許す事が出来なかったのだろう。
何百人というオーセージ族がそうやって白人に殺された事実がある。なんとも恐ろしくも許し難いことだろう。
3時間26分。
そんな時間が経っていたとは思えないほど、のめり込めんで鑑賞する事が出来た作品だった。
おはようございます☀
そっかー、周りを見て分かってはいたが、逆らえないから、だったのか。
何だかスッキリしました!
お尻ペンペンはある意味ウケますよねー。いい大人が(笑)中々日常だと有り得ないし、今の子供さえされてるとも思えないし、、、(笑)
痛そう!(笑)
今晩は!こちらこそ有難う御座います‼️
注射の中身はよくないものだとアーネストも分かっていたんでしょうかね?死んでもいいって思っていたんですかね?
なんだかまだ私はアーネストをどこか信じてます(笑)
ロバートデニーロは恐ろしい爺さんです(笑)