「とても長い」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
とても長い
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見ている間はそれほど長さが気にならなくて、それは面白かったからなのだろうけど、それでも長い。半日つぶれてしまう。そして最後まで大丈夫だったけど、トイレのための休憩もない。どんなに長くてもインターミッションがないのは、何か意地でもあるのか意地悪なのか、本当に迷惑だ。2時間半を超える場合はインターミッションを入れる決まりにして欲しい。だったら家で見た方がずっといい。
インディアンで大金持ちがいたとは初めて知った。デ・ニーロが本当に悪者で、ひどいけど嘘がうまくて相手に悪意を抱かせない。感謝したまま殺された人もいただろう。悪者の鏡みたいな人物だ。
ディカプリオがアホの役なのだけど、顔がかっこいいから賢そうに見えてしまう。もっとアホだと思って見ればもっと面白かっただろう。最初に車の運転手をしていただけであとはずっと遊んでいるばかりでせいぜい子どもの面倒をみていたくらいだ。
変に金を持ちすぎるとろくなことがないという話だ。誰も幸せじゃなかった。
長くて誰が誰を殺したのか覚えていられない。
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