「自我の膀胱限界を知る! 3時間半は中々の挑戦を色んな意味で感じるわ。」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
自我の膀胱限界を知る! 3時間半は中々の挑戦を色んな意味で感じるわ。
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上映時間:3時間26分(206分)ですよ。
中休憩も一切ありません。よって コンディションフルアップして
ご鑑賞ください。
途中トイレに行くかもと・・・想定してたけど
最後まで集中して鑑賞を終えられました。自分で自分を褒めたいw。
上映が長いんで劇場側も枠を設定するのが結構大変。
興行的にはかなりのギャンブル性をはらんでいると感じます。
内容は、アメリカ原住民のインディアン(その後)。
政府や周囲にのけ者にされて 転々と移住した先がオクラホマ。
移住先から原油が出てきて やがて資産ある金持ちに。
既得権益でお金が入ってくるのだが、当然 白人達(ゴロツキ野郎)に狙われる。
一番悪は 原住民側に立つ優しい白人副保安官と見せかけて
裏では ゴロツキどもに指示して 殺しが行われていた。
まともに 捜査されない原住民達。
誰の目にも 原油の権利を巡って
資産狙いの結婚と 殺人であることは承知の事実。
ア-ネスト(リオ役)の モ-リ-への愛と
ヘイル(デニ-ロ役)との間で揺れる心情展開が
本作の要だろうか。
愛か、血筋か、ってところが 垣間見れます。
妻に最後に問われて、
インシュリンだと思って オレは打っていたんだよって所が
ア-ネスト自身の 妻への残された愛かもしれません。
※僕なら違うやろって気づけと思うけどね。
膀胱が達者な人には チョット長いけどお薦め!
スコセッシらしい作品が堪能できます。
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