「七人の侍に1分足らない(206分)力作である!」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン mzさんの映画レビュー(感想・評価)
七人の侍に1分足らない(206分)力作である!
まさかの206分の作品だけど、飽きることなく時間が過ぎました。
20世紀初頭のアメリカ先住民、オセージ族のオイルマネーをめぐる、ドロドロした殺人事件の話。街を牛耳るヘイル役のロバート・デニーロが普通に怖くて、さすが名優。派手に悪役してるわけでないのに、醸し出す悪人感はさすが。一方、ディカプリオのダメ男っぷりもお見事。うまくストーリーでピエロになってました。なお、登場人物がいっぱい出てくるので、混乱しないように気をつけよう。
先住民を描いた映画は数多くあるが、随所にスコセッシ監督のリスペクトを感じました。エンドロールが自然の音だけというのも効果的でした。
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