ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版のレビュー・感想・評価

ラストの感想が大きく変わるのでは無いか？と思えるラストだった。

「大勢の男と◯ッたくせに」

この、セリグマンの最後のセリフも刺さった。

VOL.1〜2合わせて約5時間42分にも渡る大長編作品で、その間延々主人公女性ジョーの地獄を見させられるような内容だと思います。

ポルノ目的で見ようと思った方は一度深呼吸してください。

閲覧注意の内容としましては

・小学生くらいの歳の少女の性の欲望が描かれます。
　それはちょっと…と思われる方はVOL.1を視聴する前に、この文を読んでいただいてから引き返して欲しいと思います。気にしない方だけご随意に。

・男女の本番シーン描写があること。
　俳優が実際に行なっているわけではなくて、ポルノ俳優たちの熱演であって顔だけ俳優の顔を使っているとのこと。ヌードはあっても本番行為は無いそうです。

・男女の性器描写がたくさん出てくること。
　薄いモザイクがしてありますが、形や色がわかってしまうレベルのモザイクです。

・二つの家庭崩壊シーンがあること。
　愛、安らぎ、安心を求めている方には特にこの映画は向きません。真逆を行くからです。

・ぬいぐるみ◯ニ◯ショック。
　倫理や言葉の崩壊が起きるのがショックでした。結局、言葉ではご大層なことを言っておきながら欲望に負けるのが人間である、ということがわかるシーンが一際胸が悪くなりましたね。

VOL.2の閲覧要注意なシーン

・堕胎シーンがあること。
　一応モザイクはしてありますが、とても薄いものなので、どこに何をしてるかがすぐに分かってしまいます。ハッキリ言って、とても痛々しく、グロテスクで、胸が悪くなるシーンかもしれません。

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など。延々と主人公女性ジョーの地獄を5時間強に渡り見続ける内容です。

人には決してお勧めしません。監督の皮肉と意地の悪さを沢山感じられました。