「見る人はかなり選びそう。要予告編などでのチェック。」オオカミの家 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
見る人はかなり選びそう。要予告編などでのチェック。
今年302本目(合計952本目/今月(2023年9月度)12本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
※ この作品は「骨」とのセット放映の扱いである一方、このサイトでは「骨」は独立していますが、セット放映が基本で「骨」だけや「オオカミの家」だけを見ることはできないようなので、便宜上こちらに吸収します(10分程度のおまけ的な作品は二重カウントしません)。
大阪市ではもともと1週間遅れでの放映予定だったのですが、東京での放映がブレイクしたのか、早く見たいという声が多かったようで1週間前倒し(それでも日程からすれば正規)です。
結論からいうと、同時に放映される「骨」も含めてかなり人を選びそうな「アニメタッチな映画」ではあります。
ストーリーというストーリーが見出しにくい(確実にあるのは事実だが、一般指定にもかかわらずPG12と言われても仕方がないような表現が出てくる)ところや、「骨」(10分程度の短編アニメタッチの作品)があることを知らないと、いきなり「気味の悪い」映画が始まるので観客はパニックとなったりと(チケットって「●●も放映されます」とか「●●とのセットです」みたいな印字ってできないんでしょうか?)結構人を選ぶかな…といった感じです。
またこちらがわかりにくさを増幅させているのですが、本編(オオカミ~)のほう、理由は最初に提示されますが、スペイン語(南米系スペイン語)と「ドイツ語」というまったく違う言語をバラバラに話し始めるため、この点も映画の主人公というのが観念しにくい本映画では(アニメというより、アニメタッチで操り人形みたい。しいて観念的な主人公を言うなら「家そのもの」?)、誰が何を言っているのかもわからず混乱度は結構高かったりします。
少なくとも一般指定で見せていいのかな…という点がかなりきになったところです。
採点に関しては以下のようにしています。
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(減点0.3/好き好みがはっきりと分かれてしまうが、告知が不十分)
・ ここではまだ「予告編を見る」もありますが、「放映予定」の段階ではこの作品のいかんともしがたい表現部分について言及はなく、最初がまたこれまたよくわからない「骨」が突然始まったりするので、結構パニックになりそうです。
好き好みはあるかと思いますが、私には(ここの予告編も「事前に」みたうえでも)あいませんでした(特に最初に流れる10分ほどの「骨」が極端にヘンテコ)。
(減点0.2/映倫の定めるレーティングとは異なるように見える) ※ この点は減点0.2統一扱い
・ 一応、一般指定ではありますし、流血表現等もアニメタッチ作品ということで緩和はされていますが、「骨」の不気味さなどもあいまって、「セットとしてみたとき」PG12になるんじゃなかろうか…といったところです。
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