哀れなるものたちのレビュー・感想・評価
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毒親育ちの人は見てみたらいい
主人公の自分の目で確かめて自分で決断し強く生きていく様子がとても良かったし、映画の見せ方もアーティスティックで、演技配役もとても良かったと思った。エマストーンはまり役。 ただ、洋画を見る女性はそうでもないかもしれないけど、多くの日本人には受け入れられなそうな感じの場面ストーリーがある気がする。色んな生き方があっていいし、何よりこーゆー強い生き方を描いたいい作品だと思う。もっと突っ込むと、題名のPoor things から、人間の哀れな事を皮肉っているのかもしれない。
哀れな自分との共存
終始不気味で、難解な映画でした。 人間は必ず哀れさをはらんでいるけれど、固く望めば進歩することができるというメッセージかと思いました。 「哀れな人々」とそれを操る「利口な人々」という二項対立ではなく、よくできたようにみえる人たちにも哀れな部分は存在していて、ましてや時にはそんな自分に負けることもある。それでも進歩や向上を望んで自分を律して生きている美しさが、哀れな自分自身に溺れてしまった人々との対比で、強く印象に残りました。 あと、主人公の序盤から終盤への変貌ぶりが、素晴らしい演技でした。(「ローマの休日」を想起しました・・・)
色鮮やかな世界観と衣装に釘付け!
映画館でだいぶ前にポスターを見てから
エマ•ストーンが出演するのねと
気になっていた作品。
グロが苦手な私…
時折グロい手術シーンに目を押さえながらも
ベラが好奇心で色々な事を経験し、
賢くなっていく様は小気味良かった。
ベラの見る世界は初めは白黒だったが
旅をする事で色鮮やかに…
特に最初の旅先のリスボンの
淡い空の色と賑やかな街の
どこか近未来的な光景が印象的だった。
そしてベラの衣装がとても可愛い!
パフスリーブ!
鑑賞後はなぜか
『君たちはどう生きるか』を観終わった後に
感じた爽快感と同じものを味わった。
わからないけど
大傑作との評判にイメージしていた内容と全く違う、観たこともないぶっ飛んだ映画でした。 SFコメディに分類されていますがSFでもコメディでもないですね。 カテゴリーと無縁、前代未聞の圧倒的なオリジナリティと驚きに満ちた映画、、観ている間中ずっとジェットコースターに乗って落ちないようにしがみついているような?! まだよくわかっていないし誰にも共感できなかったのにジワジワ心にくいこんできて、、誰かに話したくなるけど人に薦めるのも難しい。 初めての感覚です。 今は共感できることが正義のように思われているけど、全く未知の新しい世界観や全く違う生き方に共感できなくてあたりまえ。 日々、共感の檻にとらわれている脳天を一撃されて、パッと世界が開けたようなすがすがしさ、カタルシスがありました。 自分の運命を引き受け、自分の生き方や幸せは自分でさがす。 誰かを基準にしたり誰かをうらやんだり誰かのせいにするんじゃない。 自分の人生を自分で生きる圧倒的な強さ、潔さと異文化の世界観を見せつけられるものすごいトリップ感。 映画でしかなしえない表現の可能性を最大限に実現した作品に拍手!! ただ幸せや悦びがあまりにあちら方面に偏っているところは違和感がぬぐえず、、 (他の幸せや悦びもあるよなぁと) 個人的にマイナス1。 映像、俳優陣、不可思議な音楽は最高に素晴らしかったです!!
地獄の社会科見学
なんで観に行った…? 考えてみると、私の興味を引かれない要素ばかり。 ゴシック、露悪的なエロ、「赤ちゃんの無垢」が価値を相対化する…ランティモスの監督作じゃなかったら選ばない要素のてんこ盛り。 でも、観てよかったとは思った。 フェミニズム的な切り口としてはそこまでエッジが効いてるわけではなかったけど、巷では謎のヒットを記録してるという。 振り返ってみて、まず脚本がすごいスムーズだったなあと思う。 この手のコスプレものにありがちな退屈な間がなくて、ポンポンとテンポ良く場面が展開する。 YouTubeでダンスシーンの動画を見返したけど、ダンスが終わるや否や、次の乱闘パートのきっかけが発生してる。たぶん終始こんな調子だったから、全体的にスピード感があったんだと思う。 ダンスシーンでいえば、あれは2人の関係性をまんま集約した場面だと思うので、見事な場面ではあるけど、同じことを二重に語ってるなとも思う。 しかしソシアルダンスって洗練されたセックスのメタファーに見えるので、原始的な衝動に従ってマナーもへったくれもないエマ・ストーンが圧倒するってのはあり得ない気もするけど。 男がリードして女を踊らせるのが本来のマナーで、その力関係が逆転するって意味で作品の流れには矛盾しないんだけど。 原始的なパワーが硬直化したシステムにカウンターを食らわせる、って大抵は退屈になりがちなネタだと思うんだけど、なんだかんだ最後まで楽しめてしまったので、そこは謎の手腕と言わざるを得ない。 ウィレム・デフォーの役がおいしい。特殊メイクが似合いすぎ。 本来ならとても悲惨なことばかりなのに、どうにもその感じがないっていうクールさ。 基本は地獄めぐりのように、外の世界を物見遊山してるだけだからかも。 一方でベラが直視する「現実の実相」も、あくまで安全な場所から覗き見ただけで、実際に巻き込まれて身動きできなくなるわけじゃない。 その後、所属する西洋社会の最底辺に落ちたかに見えても、持ち前の美貌と知性で軽く乗り切ってしまう。 自分は実験体と言い切って我が身を嘆いたり憐れんだりすることがないから、こんなにカラッととしているんだろうな。これは男のためのミサンドリー映画であって、ベラはそれを成立させるためだけのスーパーヒロイン。 人造人間だから、原罪である恥の概念もないっていうね。でもそれ「哀れなるもの」じゃなくない? そういう意味で前作「女王陛下」で汗をかきまくった人間味あふれる女たちの方がまだ応援したくなったのは当然かも知れない。 豪華な動く絵本のようなビジュアルや、絶妙に耳障りな音楽など、劇場で観てよかったなとは思う。 ただ、知らずに予告を見た知人は「知的障害の人かと思った」と。確かに前情報なしでベラを見たらそう思ってしまうのもわかる。 精神の発達が肉体より著しく遅れてる、ってつまりベラの状況そのもの。 だとしたら、こんなに無責任に楽しんでていいんだろうか?製作陣はそこまで織り込み済みかも知れないが、観客の側はそうでもないんでは。
これでよかった、、気がする、、
友達に勧められて観ました。最初は共感できる部分が全くなかったけど、物語が進んでいくにつれ、SFだけどリアリティーっぽさもあり、人間味もありで共感できるところはいくつかありました。 ただ性的な表現が多いため1人で観に行くのおすすめします。 賛否両論ありそうな映画でしたが、私は観てよかったと思います。
衝撃が…
アカデミー賞にノミネートされているし、評価も良いし楽しみにしていてR18見逃してました。私が悪い…ちょっとホラーに弱い私には衝撃的。 ただ、女優って凄いなと感じずにはいられない。…赤ちゃんのような言動から理知的な女性まで成長と共に感じられる。凄かったです。
その終わり方でいいの?
最後どうやって終わるのかなーと思ったら、自分の人生を阻害する男は全員排除して幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし!みたいになってて、やだなーと思った。
旅の最初の頃に、泣く赤ちゃんがうるさいから殴る!みたいなくだりがあるけど、彼女の考え方はその頃と大差ないのでは?
確かにダンカンも元夫もクソ男だけど、元夫はクソどころじゃないけど、ひどい男は人格破壊されてもしょうがないよねーあーすっきり😊みたいな結論じゃ、実際の世界では何も解決しないと思うけどなぁ。
映画全体としては面白かったし観てよかった。
この映画に出会えて嬉チーズ
天才外科医のゴッドによって蘇ったベラは、体は大人だが知能は幼児レベルという女性。 ゴッドの屋敷で大切にされてきたが、人と関わり知識を増やしていく中で外の世界を見てみたいと思うようになる。 ゴッドの助手のマックスと婚約することになるベラだったが、婚姻届の作成のためにやってきたダンカンという弁護士と急遽駆け落ちしてしまう。 リスボン、アレクサンドリア、パリと世界各地を転々とする中で、彼女は着実に1人の女性として成長していき…… やっと観れた。 大好きなヨルゴス・ランティモス監督の楽しみにしていた最新作。 今作もただの女性の成長物語では終わらないトガった作品ではあるが、今までの作品とも明らかに違う雰囲気。 ここまで解放へと向かうハッピーエンドは初めて。 独特の世界観であったり、性に奔放なベラの人間性だったり、勿論異色さも十分感じるのだが少々毒が足りないようにも。 これはこれで良いが、今までのヨルゴス・ランティモスを期待して行った身としては少し複雑な部分があった。 とはいえ、相変わらずセンスの光りまくる映像には驚嘆させられたし、ストーリーもかなり面白く、好きだと大きな声で言いたくなるような映画だ。 手術を受け、全く新たな人間として生まれ変わったベラ。 世の中を学び、性に目覚め、世界に出て、色を見る。 そして永き旅を経た彼女は、人を知って、自分を知る。まだまだ彼女の旅はこれからも続いていくだろう。 人間は哀れな生き物だ。 欲のままに行動して失敗し、それを繰り返す。 だがそれは同時に、探求し続けることのできる生き物だということ。 知的好奇心の塊である我々は確かに“哀れなるものたち”なのかもしれないが、全く新たな世界へ踏み出せる力を持っている。そうやって人類は今日まで繁栄してきたのである。 今作はそんな監督なりの人生讃歌、人間讃歌のようにも感じられた。 新感覚のフェミニズム映画とも言えるだろう。 男を下劣な存在とただ貶すのではなく、男女の性を分けて描きつつも性別に縛られずに女性が勝利を掴み取る物語として描き切っているのがとても好感。 過激なシーンも難なくこなしたエマ・ストーンがプロデューサーとして作品に大きく関わっているのもまさに象徴的だ。 前作でヌードを自ら提案したエピソードも好きだが、今回もより攻めの姿勢が伝わり、女性としての芯の強さを感じてかなり好きになってしまった。 人体改造という倫理的に難しいテーマでありながら、珍しくかなりソフトに仕上げてある。 ゴッドの一連の行動は正しかったか?という点は一概には言えないが、否定したくないどころかそこに愛を感じられた。 前夫のアルフィー以外、みんな人間味に溢れていてなんだかんだ愛すべきキャラクターたちなのだ。 笑えるシーンが多かったのも印象的。 特に「3つのことだけ言うんだ」のシーン、恒例のヘンテコダンスのシーン、娼館でのおかしな客たちとのやり取りは声出して笑ってしまった。 ラストシーンのカタルシスも最高だった。 今年のアカデミー賞では11部門にノミネート! 頼むから何かしら獲ってくれ。 今年のオスカーイチオシです。 ヨルゴス・ランティモス監督作暫定ランキング 1.籠の中の乙女 2.聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 3.ロブスター 4.哀れなるものたち 5.女王陛下のお気に入り
ヨルゴス監督の計算された奇妙な物語とエマ・ストーンの怪演
兎にも角にもエマ・ストーンさんの怪演を称賛したい。 女性が性的にも精神的にも成長する過程で直面するグロテスクな社会的抑圧を、ヨルゴス監督特融の奇妙なシチュエーションで1つの物語に結実させている、素晴らしい作品です。 R指定なのでそれなりの覚悟は必要ですが・・・
好みが分かれる作品だと思いますが私はジャストミートでした。 Emm...
好みが分かれる作品だと思いますが私はジャストミートでした。 Emma Stone をはじめ、出演者の素晴らしい演技、美しい映像、衣装、個性的で耳に残る音楽 etc. R18指定ですが嫌らしさを感じません。ラスト以降の Bella の成長が気になるところです。
ウィレムでフォー!
ランティモス監督の前作、女王陛下のお気に入り同様、ゴージャス感のある画面作りがみごと。女性の解放や自立をテーマに描く展開に難解さはなく、なんの制約なしにゼロから世界を捉えていくベラの姿が見どころなのだが、売春においてさえ自由奔放にふるまうに至っては、さんざ熱烈ジャンプしてきた彼女を自らの所有物としておきたいダンカンの気持ちもわかってしまって、オレも結局、哀れなるものかと思ったりした。 マッパまで披露するエマ・ストーンの女優魂を感じたけど、序盤、蘇生して未熟な状態のベラが、個人的にはちょっと市川実日子に見えなくもなく…。一方、ゴッドウィンのつぎはぎ顔はウィレム・デフォーの元顔か?と思えるほどマッチしていたが、口から吐き出すシャボン玉が破裂するとめっちゃにおいそうな気がする。
やっぱり…
結構期待してはいたのだけれど、案の定寝た。
しかも前半ガッツリ…。
だから、この作品の真価がわかってはいない。
ただ…そんな感じでありながらも、ああなるほどと思うとこはある。
主人公は赤ん坊のようで、この世界に好奇心と疑問が尽きない。そんな事から、この世の不条理や定義に向き合っていくのだと思われる。
その過程で、気付き、傷つき、成長し、諦め、折り合いをつけていくのであろう。
とても有意義な作品なわけだ。
でも、寝た。
色使いが印象的だった。
空の色も。
たぶん、しっかり見れたら色々と書きたい事もありそうな予感…またの機会が訪れる事を待とう。
私には必要ない映画
世界観の割に物語は典型的だし、まあ女の子がよく考える事を何やら難しい言葉で説明・解説してるだけ。私には何も響かなかった。 独特なカメラワークも最初は興奮するけど、すぐに慣れるし、可愛い世界観がただの背景になってるのが、ティムバートンとの違いかなと。グロさとエロさを和らげる為じゃないはずなのに、そうとしか捉えられないほど世界観が機能不全。 『Barbie』の方が面白かった! 物語展開はぐっちゃぐちゃで、でもワクワクさせてくれて、女の味方も男の味方もしない、現代の問題扱いながらもっと根本的に、そして簡潔に、「君が生まれてきてくれて嬉しい!」って、言ってくれるから、なんか映画が友達みたいに側にいてくれて嬉しくなる。 でもこの映画は偉そうなおじさんって感じ。友達にはなれない。 船の上で叔母さんと紳士がベラに世界を教えてくれるところは楽しかった! でも下の世界を見て子供が埋もれてるのは、もうこの映画に慣れてる私たちからすれば何もグロさがないし、ベラの妊婦設定と関連づけての子供の死体の描写なんだろうけど、やたらあそこ手抜きすぎじゃ無い?人が遠くからで人形みたいに見えるしカットも短いし、死んだ子供の顔とか見えないし、そんなんであんなに絶望されても、、え、逆に「ベラのいた研究室などの世界の方が残酷だ」って事? ベラを好きになれないのも、この時代を生きる女の子である私にとってベラは必要ないからだと思う。 普遍そうに見えて、意外とそうではないんだよねこの映画。 今の私には全く必要のない映画でした。
真理
自分の可能性を閉じす世界から目を背けず好奇心と探究心に陰と陽、美しい景色と脳裏に響く効果音。 快感と興奮、絶頂と落胆。 短時間で色んな感情と経験を見て共感できる部分が本当に多かった。 個人的には「身体を売る女は男性の所有欲を著しく損なう」?的な部分がすごく強く残った。それに対し女性は「貴方よりは自立して稼いでいる」と、 そこを含めてその人だと受け入れてくれる男性がいる事も又救いなのかもしれない。「性病検査だけはしておこうね」と言うアサーティブなやり取りは真実の愛情を感じる瞬間だった。
意味深きもあり感動
体は大人、中身は子供な人間の成長物語。(どこかで聞いたことがある反対バージョンですね) 体は大人だから故に周りの人間関係や秩序を知る前に知らなくてもいい大人の悦びを先に知ってしまう。 すべての知識の蓄え方が順序が逆。そして世間知らずをいい事に利用しようとする男等。 けどね、、、お金を使わせるだけ使わせて感謝の言葉やお礼もなく捨てられた男性には気の毒としか言いようがない。。。ナムwww 高級客船でたまたま出会えたご婦人に本から得られる教養の喜びを知るが、ご婦人と同船している男性にそれも邪魔されそうになる。 だが、そんな魂胆も感じる事なく(感じる能力がない)直球で受け止めた本人は、教えてもらった事の全てを素直に受け止めて感じたままに行動する。もうほんとハラハラもの。 最終的には自分の目標を見つけて全ての人を進化させる(助ける)技術を持ちたいと医師を目指す。 「あなたはヤギ以下の人生だったからヤギくらいからやってみて」というオチはちゃんとありましたwww ヤギも進化できるし。 感じ方は男性、女性、さらに年代によって、また何度か見返す度に全く感想が変わりそうな気がしますね。いろんな方の感想に興味が湧いてきます。 素晴らしい作品でした。
ヨルゴス・ランティモス こ〜わ!!
米アカデミー賞に大量ノミネートで 俄然注目度が上がってますね。 お腹に子供を宿したまま自殺した直後の女性を 天才外科医が発見したものだから 胎児の脳を女性に移植する事で命を救う。 大人の身体に子供の脳を持つ女性が この世界を知り成長して行く過程を 大人の寓話的に描いた本作。 こういう映画こそ、映画館で観なくてどうするよ! 画面の隅々までコリに凝った美術と背景の素晴らしさ〜〜 もちろん役者陣の演技も素晴らしい〜 絶対絶対映画館でご覧ください。 で、月に8回位映画館で映画を観る 中途半端な映画好きとしては 私が初見後、瞬間に感じたのは ヨルゴス・ランティモス こ〜わ! なんちゅう世界観、なんちゅう映像表現。 人間の頭っちゅうのは、 こんなに飛んでもない所まで 想像を膨らませられるものなのだなぁ〜。 それと今更ながらエマ・ストーン ス〜ゲ! 大人の体に赤ちゃんの脳を移植された主人公のベラは 通常ではあり得ないスピード感で成長して大人になって行きます。 その変化を見事に演じ分けるエマ・ストーン 唯一無二の映像世界とエマを観るだけでも超お値打ちです。 様々な社会の局面に触れてと女性の在り方、 人としての在り方に急速に目覚めてゆく主人公ベラと 関わりを持った男たちのあまりにも自分勝手な行動が 対比を成して、どんどん男達が滑稽に見えてくる。 特に最後の最後までクソ野郎を演じたマーク・ラファロ! まさか「アベンジャーズ」で、自身の境遇に悩みながらも 最後はそれを受け入れ、ご陽気な緑の巨人に変貌した人が こういう役をやるんだな〜〜。 役者さんて凄い!! この話は所謂「フェランケンシュタイン」の女性版的な 話でもあるのだけど主人公のベラは、まだ脳が子供の時代 父代わりであるウィレム・デフォー演じるゴットウインに 深く愛されていた。 幼少期にしっかり人の愛を受ける事の大事さが 「フランケンシュタイン」の中の怪物が誰からも愛されず 不幸な道を歩んだ事と対比を成していてとても興味深い。 見応え十分です。
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