劇場公開日 2024年1月26日

哀れなるものたちのレビュー・感想・評価

全657件中、541~560件目を表示

4.0結局、行き着く先は

2024年1月27日
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鑑賞方法:映画館

色々、言葉は浮かぶけど、
結局は”エマ・ストーンは凄い“
しかない。

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ムーラン

3.5映像の美しさ / 作品の変質性といい勝負/弁護士と女衒

2024年1月27日
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鑑賞方法:映画館

美術(セットや照明)の美しさと、ストーリーの異質さ(SFっぽさ)が、表現としてそれぞれを引き立たせている。エッジな作品になった重要な要素だとおもう

感想として、弁護士の男との旅行ではセックスが自己を確立する装置の1つになっていたと思うが、パリでのセックスがどう彼女の自立につながったのかは、正直捉えきれなかった。

鑑賞後、欧米人はこういう過剰なセックス表現を、女性のエンパワーメントなどの現代の価値観に包むことで正面から性を食すことができることを評価するよなぁ、とふと思った。作品の変質性といい勝負

良かったシーン
・映像美とSF的作風のコントラスト
・良い人柄が隠しきれない所有欲の強い弁護士、ジブリ作品に出てきそうな情婦の館の女衒
・(ちょっと長い、つかれた)

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ジョニー佐々木

3.0苦手

2024年1月27日
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ibt

4.5彼女が選択した自由とその解決策とは…

2024年1月27日
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いつも注目していながら見逃していたヨルゴス・ランティモス監督作品をついに劇場で鑑賞。自ら命を絶った若き妊婦。その遺体から取り上げた胎児の脳を移植することで蘇生された彼女が、ベラと名付けられ、身体は大人・脳は赤ちゃん状態から新たな人生を送る冒険物語。彼女を所有物かのように扱う男たちに連れ回されるうち、快楽と苦痛を経験し、世界を知ることで、女性である自分が「選択権を得る」ことが男たち、ひいては世の中の「進化」に繋がると確信する。最初に彼女を連れ出すプレイボーイ・ダンカンは、彼女に“良識的な振舞い”を強いろうとする。その特異な出自から、常識を覆し奔放に行動する彼女は、ダンカンを苦しめる。更には、行く先々で触れ合う人々の言動を少しだけ「社会の良識」から解放してみせるのだ。しかし彼女が手に入れた自由な生活とその実現方法に判然とはしない。旅の途中で出会った黒人青年の「人間も動物も元来は狂暴な生き物であり、理想は裏切られるんだ」という言葉が、思い起こされる結末だった。性描写と手術シーンが多くR18指定だが、ゴシックファンタジーの世界観に魅了され、役者陣の怪演に虜になる傑作。

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yookie

4.0全く先が読めない展開に引き込まれる!

2024年1月27日
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芸術的?奇抜?奇想天外?
フランケンシュタイン?
などなど、どの言葉を当てはめれば良いのか?
迷うストーリーだが、全てかな?
エマ-ストーン主演なので
期待して鑑賞。
妙に美しい背景や
美しく派手な衣装など
見応えあるシーンがありながら、
人体の解剖シーンや過激な性描写シーンなど
見てはいけない様なシーンが多く出てくるので、評価が分かれるかな?

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デコ山

4.5ダンカン男子はリアルに結構いっぱいいるww

2024年1月27日
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すっごくすっごくすっごく好き💕💕💕
そして好き過ぎる作品の場合に、何がそんなに好きなのか上手く言語化出来ないから結果的に箇条書きになってしまう自分の能力の低さ、なんとかなって欲しい……

2024年に入ってから観た映画は割と多めに4.0点台を付けるのが続いていて自分の中での映画の良し悪し基準が少々崩壊気味なのでは⁉️と心配してる部分も少なからずあったけど、コレは間違いなく大好き❤好きだけでなく観てる間中ずっと『次は?次のは?どーなるの??』とワクワクしっぱなしだった(((o(*゚▽゚*)o)))

初めの20分くらいのナニコレ?どーゆー設定??を紐解く時間が進むにつれて感じたのは『あ!オトナ版“初めてのおつかい”!!』と思ってみんなでベラを全力で応援する映画だと思っていたけど、全然違った。トンデモナカッタ。

なんかいろんなものが盛り沢山で楽しませてくれるけど、全体的なバランスはしっかり取れていて『幕の内弁当〜起承転結編〜』みたいな映画だった。

【好き💜ポイント】
・ストーリーそのものが飽きさせずワクワクしっぱなし!
・映像や衣装の天才的な色遣いに圧倒!(特にベラの心の状態が身に着けるものの色に反映されてるのがすごくわかりやすかった💕)
・予告でも何度も流れていたあの象徴的な不協和音が映像と合わせると不協ではなく聞こえてくる不思議!
・本来子供の頃に経験する生(の目覚め)、性の目覚め、自我の目覚め、という成長過程に生じる様々な目覚めポイントがオトナビジュアルなお子ちゃまベラたそが経験することで、デフォルメされているようにみえても実はそれこそが真理なのか?と気付かせてくれた点。
・目覚めシリーズのあとにやってくる『世の中のために何かしなきゃ病』までちゃんと描かれていて納得。
・フュリアスジャンピング!フュリアスジャンピング!フュリアスジャンピング!ww
・あたしの大好物、父娘愛❤ ❤ ❤
・マックスの献身的な愛とダンカンの破滅的な愛
・アルフィーの件とか「ん?コレいる?」となってたけど、起承転結の何度目かの『転』にはやはり必要✨そして綺麗に『結』に繋げてくれて良き😊

登場する男の人たちはいろんな側面からクズなんだけど、単純に『クズ男は要らない!自立した女性として生きて行くの!!』と片付けるわけではなく、結局のところ世の中には男と女しか居ないんだからお互いに支え合ってより良い地球にしましょうよ🌏ってな愛情深いメッセージが1番のお気に入り。
あたし自身が理想とする世界を目指す作品❤ ❤ ❤
でもでも情報量が多かったのも事実!まだ消化仕切れてないからもぉ一回観たい!そしてこの先きっと何度だって観たくなる作品💜

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らまんば

4.0エマが素晴らしい

2024年1月27日
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予告編を見ても、批評を見ても、いまいちどんなストーリーなのか想像がつかないまま観ました。
ストーリーは置いといて、エマの演技が素晴らしかったです。幼い子供から始まり、外に出て社会を知り、徐々に大人に。最後はなぜか聡明に?笑
オープニングとエンディングの不気味な美術館のような映像と写真が素敵でした。モノクロとカラーを切り替てるタイミングも絶妙。

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takutaku

3.5デフォーのげっぷ??

2024年1月27日
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楽しい

興奮

幸せ

エマ・ストーンの脱ぎっぷりが破天荒で大胆にも全然セクシーじゃない、そんな衝撃とある意味での落胆は『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』でのスカーレット・ヨハンソン以来か!?

冷たくて無機質な印象のヨルゴス・ランティモスだった筈が壮大に思える世界観はレオス・カラックスの『アネット』のようで奇形の動物なんかはティム・バートン的なテリー・ギリアムなんかも、とにかくらしいようでらしく無いような少し戸惑ってしまう感覚と原作は知らないがあれだけ場面が多いと溜まってんのかランティモス、まぁ監督に全幅の信頼を寄せている女優って説得力だけは大いに。

帰らない?帰れない?まだ居たのかマーク・ラファロの短期間での落ちぶれた姿に笑える、あれはゲップなの?雄叫びのような苦しそうに悶えながらパッって口から気泡みたいに浮遊させるウィレム・デフォーに笑いを堪えるのが大変で、インパクトのある姿が奇妙にも虐待でしか無い父親の教育的実験から悲しい気持ちにも、何だかわからないままでハッピーエンドに無難な着地をしたヨルゴス・ランティモスに対してのコレじゃない感!?

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万年 東一

4.0エマ・ストーンの体当たりの演技に脱帽

2024年1月27日
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エマ・ストーン演じるベラ・バクスターの、ある意味成長の物語であり、愛の物語であり、
人生観・死生観にも関わるような、実に深い作品だと感じました。

倫理的・道徳的な観点からは到底ほめられるような作品ではありませんが、
この映画(原作も)は他に類を見ないオリジナリティがありますし、
何よりこういう発想はなかなか生まれないでしょう。

主人公ベラは、体は大人、脳は胎児。でも恐るべきスピードで学習していき、
オープニングとエンディングではまるで別人かと思うくらいの成長を遂げています。
そのように演じているエマ・ストーンの演技がすごいのです。
表情・歩き方・所作など全然違うのですよね。本当にすごいなと思いました。

R18+の理由は、セクシュアルな表現がふんだんに盛り込まれていることと
人間の脳や臓器などもビジュアル化されていますので、その点に留意いただき
鑑賞いただければと思います。

私はヨルゴス・ランティモス監督作品は、本作が初鑑賞ですが、
今までにない衝撃を受けましたので、他の作品も配信で鑑賞しようと思います。

第96回アカデミー賞へのノミネートが11部門というのも納得な作品でした。

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ひでちゃぴん

4.0面白いと言ってしまっていいものか

2024年1月27日
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原作ありの作品だけど、どうすればこんな世界が思いついたのかと感心する反面、嫌悪感を覚える部分も多々あり終始、好きと嫌いを行ったり来たり。
『ロブスター』でも同じような薄気味悪さを感じたので、おそらく自分は、ヨルゴス・ランティモス監督が好きなんだと思う。

エマ・ストーンは、中盤まであまり美人には見えなかったけれど、終盤に向けて覚醒して、ロンドンへ戻った後の凛とした姿は美しかった。
素晴らしい演技ではあったけど、これで主演女優賞を獲るのは如何なものかとも思ってしまう。
他は『マエストロ』しか観てないからなんともいえないけれど。

プロダクションデザインはすごく素晴らしいし、豪華とチープの混ざった衣装も良い。不安定な世界観に合った不安定な音楽も良い。
将軍の結末も見事な着地だと思う。
ただ、パリのパートは下品でまるまる嫌いなので減点1。

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コビトカバ

3.5【現代にも通じる深淵テーマ】

2024年1月27日
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奇才ランティモス監督にこの原作ときたら鑑賞前から相当な癖凄作品だと予想はしていたが予想通りの癖凄。

ランティモス監督作品は『聖なる鹿殺し』以来の鑑賞。氏が醸し出す寓話性、19世紀ヴィクトリア時代の建築様式、奇抜なコスチューム&色彩、独特のカメラワークとモノクロを意図的に多用した、他にない世界観を創作。

エマ・ストーンの身体を張ったSEX &マスターベーションシーンに、屍体解剖シーンに、エログロ演出は好みの作風じゃない(良し悪し云々抜きに作品評価よりその印象が際立って残り過ぎる⁉︎)が、封建社会における個人或いは女性の自立の象徴的且つ比喩表現としての描写は案外深淵で終始一貫した普遍的なテーマ性を感じる。

エンディングは少々グロい⁉︎が痛快、メェーー🐐🐐

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Chang Koh

4.5ひとは「はじめて」を経験していくことで成長していく。そんな「はじめて」はどんなことでも美しく、尊重されるもの。

2024年1月27日
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赤ん坊の脳みそを成人女性に移植する。
この奇妙な設定ひとつだけで、ストーリーがこんなにも豊かに広がっていくとは感心しながら鑑賞していた。
この設定によって、描かれる成長により、ハッとさせられるメッセージが鋭く迫ってくる。そんな瞬間が何度もある。

キャストの演技を含めたトータルのアートディレクションは圧巻で、その世界に吸い込まれていく体験ができる。
グロさのある表現があるが、その部分で敬遠してほしくない。それ以上に美しい映像に溢れている。

ひとは多くの「はじめて」を体験することで成長していくのだということを感じられる作品だった。この作品はそんな「はじめて」の瞬間はどんなことでも美しく尊重されるものだと感じさせてくれる。
それくらいひとには「はじめて」が重要なものであり、それは年齢を問わず重要なものであるのだと学んだ。

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モトコ

4.0女性版フランケンシュタインの自立

2024年1月27日
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へでき

4.5エマちゃーーーーん

2024年1月27日
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クソオモロかったやんけ!
美術とか、衣装とか、エマちゃんの芝居とかも凄えんだけど結局描いてるメッセージの重厚さよ。

上映終わり横席の若い女子が「むず。」って立ち上がって、階段降りてたら前の若者が「宗教とアートと哲学をー」みたいな事言ってたぞ。

そいやここ近くに多摩美有ったわ。

そう言う事なんだろうな、俺も学生時代はトリュフォーとかゴダールとか解ったような顔してマウント取り合ったわw
で、若者よ、そんな難しく考えるな、難しい解らんトコは後回しで構わん!多分君らが知ってる映画だとバービーと同じテーマだぞ。
大人の肉体に無垢な脳味噌、世界を知り自我を知り個を確立する物語だぞ。
映画とする事で観客にも加害性と成長の意義を突きつける、男はやっぱ女性たらばあーなんだな、どの世界でもどの環境でも女を消費し支配したがるんだな。

でもこの映画は優しいな、娘が父や家庭に帰って来てくれるんだ、エマちゃん良い子だな可愛いなー。

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永田製麺

3.0シナプス大量形成

2024年1月27日
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悲しい

楽しい

怖い

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Bacchus

4.0リスボンでベラ達が食べたポルトガル風タルトを頬張りたくなる

2024年1月27日
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18世紀が舞台?のゴシック・ファンタジー・SEX・自分探し映画。
それでいてシュールなSFラブコメ成長物語でもある。
ロンドン、リスボン、アレクサンドリア、パリの無さそうで多分無い所を旅する主人公ベラ。服装から奇天烈で上は肩のフリルが大きなドレス風なのに下はミニスカート風で、他にも無さそうで無い乗り物が美しくて さらに絵画の様な建物や装飾が沢山見れるのも楽しい。

見応えはベラの成長と、ウィレム・デフォー演じるゴッドが語たる過去だろう。
またマーク・ラファロ演じる遊び人弁護士ダンカンのキャラが良くてベラの成長を刺激、加速させる。
R18+の理由は予告編で想像出来るだろうから 一緒に観に行く人は慎重に選ぼう。

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ナイン・わんわん

4.0最終的に

2024年1月27日
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知的

難しい

誰が一番哀れだったのだろうか?
なかなか攻めた内容だったと思う。
天才外科医ゴッドは、現代版?(時代設定は現代ではないが)のフランケンシュタインだろうか?ということを考えながら観た…。
当然、結末は異なるのだが、誰が最も哀れだったのだろうか?
エマ・ストーンは、体当たり演技と言えば良いのかどうか分からないが、まさに一皮むけた演技でした。

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kawauso

3.0笑えるツボが違う…?

2024年1月27日
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上映前日にこの作品のCMをみて
オモシロそうだったので観てみました

序盤は
ベラに凄く興味があった
まあ、旅に出て彼女の奔放さ
人間本来の欲望のままに生きるところ
グイグイ引き込まれていったけど…
中盤以降は
眠くはならなかったけど
お腹いっぱい。笑える所もなかった
…退屈な感じ
結婚式で…あ~これでハッピーエンド
終わりかな
と思ったら先があった
そこからもstoryがあった
時間は短いと思うけど長く感じた
最後のころは
音と音楽の爆音に頭が痛くなった
私には笑えるツボが違う…のね

 2月2日記
☆再度。観てきました
前回途中で頭が痛くなって
最後がオボロゲだったので…
別に笑う映画ではありませんでした
重くならずライトに描いています
…女性が男性に縛られない社会
というメッセージ
…全世界の
女性が自由に生きられる未来を
ということですね。
最初はわからなかったけど
メッセージはあって無いようなもの
エンタメ作品だから
いかにその…世界観を
楽しめるかどうかですかね
再度、観てよかったです
…でもやっぱり
  やぎ人間は笑えないし
性描写が多いのもどうなのかな
評価は変わらないです
 哀れなるものたち…とは

★エマストーンの
体を張った演技が見所ですね
…スゴイとしか言い様がありません
♪この作品はファンタジーと
思ってみるとベラが愛しく思える

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しろくろぱんだ

4.5怪作であり傑作

2024年1月27日
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笑える

楽しい

知的

女性の自立や冒険譚だけにとどまらない型破りっぷり。
この映画を観て生きる希望を与えられた。
お気に入りの名作はいくつもあるが、第三者の視点の範疇を超えることがなかった。
ここまで個人の人生観が揺さぶられる映画は初めてだ。

シュールな世界観、奇抜だが美しい衣装、音楽、映像
全てが良かった。

女性なら共感できる場面も多いはず。

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Matra

4.0現代のフランケンシュタインなのか?(的外れ笑)

2024年1月27日
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市丸よん