「至福の時間」哀れなるものたち 吉住くんさんの映画レビュー(感想・評価)
至福の時間
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この辛そうなタイトル
長い上映時間
と避けて通る気まんまんでしたが
尊敬する先輩から勧められて鑑賞
で、観たんですか
いやー楽しかったなあ。
なんといっても
主要登場人物四人全員に感情移入ができてしまうという快挙
ヒロインと駆け落ち犯が不協和音になってゆくところなど双方の感情か伝わってくきて、さらに感情移住が双方に出来るという理想的映画体験。
老婦人と若者カップルや
娼館従業員の皆さんも
みんな素敵に魅力的で
悪い奴って元夫くらいじゃないかしら。
この作品一本背負う悪者ぶりで
(まあ、他に小悪党がいることはいますが)
ラストの
「みんな楽しくハッピーエンド」
の中
まあ駆け落ち犯は出てきませんが
元夫の扱いがあまりといえばあんまりで
これを「笑い」に昇華させるためには極悪ぶりが必要だったのではないか
と、テーマそっちのけで思ってしまいます。
また、このハッピーエンドで一番うれしかつたのは
ヒロインと折合いが悪かった使用人女子が、次の人造人間とは折合いがいい事です。
いやー
こんなに居心地のよい作品と思いませんでした。
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