「強烈なエログロ哲学」哀れなるものたち TRINITYさんの映画レビュー(感想・評価)
強烈なエログロ哲学
哀れなるものだって生きている
哀れなるものだって成長する
哀れなるものは見た目や職業で差別する
哀れなるものは横暴である
哀れなるものは売春宿に通う
哀れなるものは執着する
哀れなるものは利己的である
哀れなるもの達だらけの世の中
自分は哀れなるものじゃないって思ってない?
成長せずに惰性で日々を生きる人生
自分より劣る人達を蔑んで、小さな社会の枠生きる
それって哀れな人生
自由にやりたい放題で生きながら、成長していくベラの強烈な人生を前に霞んでしまう
そんな感情が湧いた
美しく奇妙な映像と不協和音のもと、哀れなる人間達の織りなす奇妙なエログロまみれの人間模様が哲学的な台詞とともに繰り広げられる
エブエブ以来のぶっ飛び映画だった
エブエブに続きアカデミー獲って欲しい
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