劇場公開日 2024年1月26日

「眼福の美術と衣装とエマスト−ン」哀れなるものたち りいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0眼福の美術と衣装とエマスト−ン

2024年2月12日
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鑑賞方法:映画館

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「哀れなるものたち」監督ヨルゴス・ランティモスの作品を初体験。
衣装、美術が圧倒的に素晴らしい+エマスト−ンをはじめとした出演俳優たちの怪演熱演。
人間と社会のリアルな本質をSFブラックコメディとして、壮麗な美術と映える超絶ファッションと奇妙な不協和音で精神を波立たせる音楽に包んだゴシックロマン映画どした。
絶句。
観終わって数日の咀嚼を要する映画。
見えない抑圧に潰されていた自分に気付く、気付きの映画でもありました。
ラストの思いの外の大団円ってアリか!?
兎も角、観る価値はある。

りい