劇場公開日 2024年1月26日

「壮大な旅物語。大作」哀れなるものたち may 929さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0壮大な旅物語。大作

2024年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おもしろかったと言うか、印象に深く刻まれた映画。エマ・ストーンには何か記録に残るものをあげてほしい。好みは分かれるだろうが画面の隅々まで手を抜かない美術、編集、衣装、音楽(不協和音が多い)は独特の世界観を完璧に形作っており、劇場で味わうべき。
成人の体に乳幼児の脳を移植されたベラが世界を旅して様々な価値観に触れる事で、欲望を満たす行為だけでなく感情や意志を持つようになり、人間としての尊厳を取り戻すまでの壮大な旅物語。
女性に対してだけでなくゴッドの置かれてきた過酷なバックボーンも含め、人は等しく尊重されるべきというテーマかなと受け取った。大作。

may 929
トミーさんのコメント
2024年2月14日

コメントありがとうございます。
ヤギの体の限界を超えて二本足で立ってたら凄いです。そりゃあ外に出せんですね。
人間の意志がヤギを超越した瞬間!

トミー
トミーさんのコメント
2024年2月13日

コメントありがとうございます。
ヤギ人間はアルフィーの脳をヤギの体に入れたので四つ足と思います。

トミー
トミーさんのコメント
2024年2月13日

共感ありがとうございます。
人は等しく尊重されるべき、その通りと思いました。またモンスターベラと触れ合う事で、ダンカンや無論ゴッドも人間らしさを獲得したように見えました。アルフィーは人間性を奪われてしまいましたが・・ヤギ人間が邸内に居るのかもしれません。

トミー