「あまりの衝撃に呆然としつつレビューを書いてみる…」哀れなるものたち じゅんさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりの衝撃に呆然としつつレビューを書いてみる…
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結論からいうと『最高』
私の中では『芸術作品』
終始エマストーンの青くて大きな瞳や美しい輪郭に目を奪われつつも、所作や無垢な挙動や立ち振る舞いに心動かされ、目が離せなくなってしまった
リスボンでの大口あけて食事するシーンや、街中歩いてて聞こえてくる歌声に感動してるシーンはこちらもジンときた
乳首丸出しで眉間に皺寄せつつ放送禁止用語を連発してるけど、この人はなんでこんなに美しいんだろう…
エロスだけれど、ちょこちょこギャグめいたシーンが挟み込まれていてクスクス笑えた
たとえば父が教育のために息子を同席(笑)、息子たち顔赤らめてたけど多分別撮りだよな?とか(日本じゃありえん)
食事の最中にペニスの話、娼館で働いてるときの素直すぎる言動、マックスから不意に性病検査してるか聞かれるシーン…すべて笑えた
パリにて、娼館で身体を売ったことに嘆き喚く彼に対し、むしろ経験できたことであなたのセックスの良さに気づけたと冷静に返答するベラにも1票
俳優の皆さんの演技が素晴らしいのは勿論の事…建物、衣装、CG、デザイン…すべてがツボすぎた
船上のマダムもパリ娼館のマダムも魅力的
ベラの成長過程において、倫理観のみならず人類学や哲学的な要素も含まれ、且つ性や人種や貧富の差も折込まれ、ミックス焼きの脳になった気がする…
見終わったあと、こんなにドキドキしながら家路につくのは久しぶり
それぐらい久々に好きな作品に出会えた
『良い作品観たぞー』『周りに共有して感想ディスカッションしたいー』という気持ちで一杯です
監督の他作品も観てみたい
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