「自由で自立したお伽噺的女性を描く映画」哀れなるものたち けだまさんの映画レビュー(感想・評価)
自由で自立したお伽噺的女性を描く映画
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エマ・ストーンの演技力が凄まじかった、幼児、思春期、成年期を一人の女性が演じ分ける力の凄さだけでも一見の価値あり
ただし、作品テーマのため、裸、セックス等の性的シーンが多いため、苦手な方は要注意、不快感で後味が悪くなる。
他の魅力としては、主人公の服が、前衛的なオサレドレスで、衣装が変わる度に、その美しさで目を楽しませてくれる。アート、ファッション好きにも◯
これも作品テーマのため、解剖シーンも頻繁にでてくるので、グロ系苦手な方も避けたほうがいいかも。
この映画のテーマは自由で自立したお伽噺的女性を描くことで、女性の自由や自立とは何か提示しているのだろうが、見る人によって、その提示に対する評価は大きく異なると感じた。
また、作品の素材としては、アルジャーノンに花束を的なものであり、既視感かあるが、それらを吹き飛ばすほどの、エマ・ストーンの演技力が見どころに結局尽きる。
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