「生≒性への渇望」哀れなるものたち shocolatさんの映画レビュー(感想・評価)
生≒性への渇望
モノトーンとカラー、ゴシック調の中世と幻想が混じり合ったような世界観。場面のどこを切り取っても絵画のような作品。
観た後明確には説明出来ない、でも何となく心がスっと整うような感覚がしました。私が女性だったからでしょうか。
一見すると稚拙で奇っ怪で大袈裟で奔放な彼女の言動の中に、残虐で、滑稽で、でも愛らしく、変化と向上心にひたむきな、人の生への渇望が覗き「あー人間って、なんて…」と思う作品です。
最後の「ヤギ」だけは不要な気がしましたが笑
オススメです。
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