「ヨルゴス・ランティモス × エマ・ストーン」哀れなるものたち エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
ヨルゴス・ランティモス × エマ・ストーン
これは今年のベストワン候補となる傑作。
自ら命を絶った身重のベラ。天才外科医によって自分の胎児の脳を移植され蘇生した。
そう、これは新生児の脳と大人の体を持ったベラの成長記。無垢だからこそ、偏見がないからこそわかる物事の本質。
例えば性欲は食欲と同じように自然に存在するもの。なくてはならない大切なものなのに何故に恥ずべきもの、包み隠すべき存在になってしまったのだろう。
何の先入観もなく善し悪しを判断するベラ。
ここに清々しほど明確な哲学がありました。
美術も好きだった。好きな世界観を形成した。あり得ない世界で、作り物の世界で真実を模索する。久々に「映画は映画である」と叫びたくなった。
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