「ヘンとエロを集めて もっとヘンにしちゃった~♪」哀れなるものたち YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
ヘンとエロを集めて もっとヘンにしちゃった~♪
海外での評価が高いので、アカデミーショー前に観ておこうかと思って、劇場に行きました。
本作は「芸術系大学生の 卒業制作映画」的作品だが、
撮影はプロが行っているようなので、セットや小道具の製作はお金がかかっていて、見事だったが
映画から受ける印象が"チョコレート工場シリーズ"か「バービー」のようで。。。
インパクトだけ、模倣したので、中身は無い。
若すぎる故に、制作者が自己顕示をしたい気持ちは理解できるが、映画の表現に主張と深みがないと、唯のエロ映画になってしまい
鑑賞中はただただ退屈な時間を過ごすだけに成ってしまいます。
衣装・ドレスのデザインは頑張ってはいるが、斬新さはまったく無く、出つくされたレベル。
主役のエマ・ストーンさん、ここ10年間で大変注目されていた女優さんだと思っていたが。。。
もういいや
娼館での字幕訳で「三こすり」と訳される場面があるが、こんな日本語はありません。正しい日本語は「三こすり半」です。
これは「三下り半」からの派生語なので、省略すると、意味不明になります。
更に映画では「one pump chump」と言ったのではなく、
彼女が言ったのは「short 」で、short and short (短少 早漏)の俗語で、ちょっと和訳のニアスが逆に成っており、誤訳です。
彼女の はにかんでの会話ではなく、ベテラン娼婦として、審判したと言う意味なのです。
この映画がイイと、少しでも思うなら、品格あるR指定映画「エマニエル夫人(1~3作)」と比べてみる冪だと思う。
共感ありがとうございます。
エロい気分にはあんまりなりませんでしたね、エマストーン基本華奢なので。ビジュアルは凄いと思います、大分悪趣味な描写も有りましたが、げっぷとか娼館の客とか。