劇場公開日 2024年1月26日

「解剖学は緊張する」哀れなるものたち Shige12さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0解剖学は緊張する

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

“わぁー”
観終わった後出たのはこの一言やった…またしても監督の変態性が作品を昇華させている…
やっぱスゴイ作り込んだ画、魚眼レンズやハマりきったカメラワークどれもバツグンでしたね。もちろんエマストーンも!そして最後の将軍の姿に戦慄した…人に勧めるのは少し躊躇するけどたくさんな人に観て欲しいような気にもなる(^^;;
「哀れなるものたち」とは…
ベラなのか、ゴットなのか、助手なのか、クリーチャーたちなのか、弁護士なのか、皮肉屋なのか、老女なのか、金をせしめた船員なのか、貧しきものなのか、女主人なのか、娼婦たちなのか、買いにくる男たちなのか、性教育をする父親なのか、将軍なのか、使用人なのか、二人目なのか、それともこの世界なのか…果たして哀れなるものとは…

誰かしれ哀れなものは少なからずある。
この世は哀れなもので溢れている。

①L-10

shige12
Mさんのコメント
2024年1月30日

「たち(things)」なので、そこが大切なところなのでしょうね。
哀れだけど、尊い存在といいますか・・・。

M