劇場公開日 2024年1月26日

「なかなかの衝撃作。エマ・ストーンの熱演に拍手!!」哀れなるものたち ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なかなかの衝撃作。エマ・ストーンの熱演に拍手!!

2024年1月27日
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妊娠中に自殺した女性。たまたまその新鮮な遺体を手に入れた天才外科医によって蘇らせられる。どこの誰だか分からぬまま彼女は実験体として生きていく。
不自然な動きにおぼつかないしゃべり。
脳に障害を持ってしまったが故かと思いきや、蘇生のためにお腹の胎児の脳を移植していたという衝撃的な設定。

その為か知能の発達は早く、少しずつ言葉も覚えていく。
体は大人であるが、知能が伴っていない為何をしてかすか分からない怖さ。
閉じ込めておきたいが徐々に芽生えていく好奇心。
やがて彼女は旅立っていく。
人間も動物。本能のままに生きるとこうなっていくのかといった感想。

倫理的に容認できない内容も多々あり、決して気持ちのいい作品ではない。
しかし、映画でしか表現できない世界であり、だからこそ映画は面白い!
久しぶりに観るような重厚な作品でした。
あの難しい役柄を見事に演じきったエマ・ストーンには脱帽です。

それにしても、グウェンにグリーンゴブリン、ハルク。
主要人物が揃ってマーベル出演者だった事にビックリでした☺

ゴウ