「キメラたちが可愛い」哀れなるものたち ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
キメラたちが可愛い
ロンドンとかパリとか出てくるけど、明らかにわれわれの世界と地続きでない別世界の物語り。幻想的で、エキセントリックで、とてもユーモラスで、ちょっとグロテスクで結構エッチ。いや、この世界観の具現化は相当凄い。でもって、メッセージ性も強い。好き嫌いがかなり別れそうな作品だが、わたしには大好物だった。
フィルム撮影とかペッツバールレンズの使用とか、撮影も凝りに凝ったらしい。
エマ・ストーンの文字通りのカラダ張った演技、W. デフォーのマッドサイエンティストっぷり、M. ラファロのスケベ駄目男、何れも最高。
ラストはロンドンに帰って終わりかと思ったら、もう一波乱あった。
ドクターの庭にいたイヌアヒル(イヌニワトリ?)とかアヒルヤギとかのキメラアニマルたちのフィギュア欲しいな。海洋堂さん、お願いします。
コメントする