「テキサスの田舎の珍事」ツイスター 地球史上最大の怪物 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
テキサスの田舎の珍事
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災害パニック映画かと思ったが竜巻と強盗事件を絡ませた安っぽいスリラー。
原題はFirenado炎の竜巻、邦題のツイスターは1996年の竜巻大作に日本の配給会社が勝手便乗したのでしょう。ポスターも地球消滅とは誇張しすぎ、テキサスの田舎の珍事ですから詐欺もどき。
竜巻研究者と称する爺さん婆さんが竜巻制御可能というが知性のかけらも感じられない下世話な連中、竜巻と言うがドローンを飛ばして小さなつむじ風を大きくしただけ、後の説明では兵器化を狙っていたらしいブラック科学者。連中も気が咎めたのか進路の家々を巡って避難を呼びかけます。一方、マフィアの会計士の家に竜巻のどさくさに紛れて3人の強盗が入ります、追われる科学者連中と会計士、運命や如何に・・。
Firenadoとは火災旋風かと思ったらガソリンスタンドを襲った竜巻にたまたま火が付いただけ、VFXも実にチープ、竜巻のシーンは何と発煙筒を振り回したというから余程予算が無かったのでしょう。
登場人物も胡散臭い連中ばかりで感情移入もできないし退屈な展開、チープな映像効果と何一つ評価ができません、典型的なB級映画の駄作でした。
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