「パンフレットは1色ページ多めで サイズが小さいのに1,000円は高い。」ドミノ idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
パンフレットは1色ページ多めで サイズが小さいのに1,000円は高い。
以下ネタバレ
ベン・アフレックが演じる刑事が
娘を探す過程で、
催眠術を使う敵を見つけて
追いかけるという序盤は
まわりくどい追いかけっこをしているなと思いました。
催眠術はどうやら
架空の世界の幻影を見せる超能力らしい・・
ということが判明した中盤あたりから、
何でもありな雰囲気になって
まわりくどい追いかけっこの
まわりぐどい理由が説明される展開となりました。
実はこの世界は〇〇だった!
「ダークシティ」「13F」「マトリックス」
「トゥールマン・ショー」「インセプション」など
世界の転換が面白い映画と比べると、
「ドミノ」
は転換の見せ方がチープすぎて、
架空の世界が
赤ジャケット&白スラックスのスタッフ達と
簡易看板のハリボテで表現され、
チープなコントに見えて失笑しました。
「実はこの世界は〇〇だった!」ジャンル映画の
センスオブワンダーな楽しさがなくなってしまう、
ベン・アフレックが演じる刑事の配偶者の女性の
説明台詞の多さも
チープな印象を強めていました。
ベン・アフレックが演じる刑事の娘も
わりと近くの農場にいて、
赤ジャケット&白スラックスの集団のアホっぽさを
強調していました。
ですから、ラストの戦いは緊張感なく、
どこかコント風味で
娘の超能力と敵のボスの超能力の
幻影合戦もチープでした。
ラストに敵のボスが実は〇〇でした
という締めくくりは、
ベン・アフレックが演じる刑事の娘より幻影能力が強いという事でしょうから、
赤ジャケット&白スラックスの集団や
簡易看板のハリボテは
いらなかったのでは・・・と思うラストでした。
あと、パンフレットは1色ページ多めで
サイズが小さいのに1,000円は高いと思いました。