「最終兵器息女」ドミノ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
最終兵器息女
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本来、設定すら明かされていない「冒頭5秒で騙される」ことは有り得ない。
(予告やあらすじを見てる前提の作品は三流だし、そこで極端なミスリードをするのも卑怯)
しかし「もしかしたら」の期待は捨てきれず、鑑賞。
…全編想定内でした。
他者を操る能力が出る以上は、何かしらの異能、あるいは電脳世界含めた異世界であるのは必定。
結局はこの範囲からはみ出せていないのだ。
娘を隠してたのが主人公側だったり、最後にボスが生きているのもよくある展開。
むしろ、どうやって娘の支配から逃れたのか、それなのに何故主人公たちを見逃したのかと疑問が湧く。
そもそも最強の力があれば大量殺戮の必要もなく、能力の開発をやめさせることも可能なハズ。
愛する娘に何させとんねん。
エージェントの経歴すら把握していない組織、オリンピックの入場と見紛う派手なジャケット。
そして12回もの試行の末に身につけた抜群の演技力。
必要なのか疑問を感じるハリボテのセットも含め、彼らは映画を撮った方がいいのでは。
とはいえ、これは様々な作品に触れてきてしまった弊害でもある。
この手の仕掛けに不慣れな方には面白く観られるレベルには仕上がっていたと感じます。
娘役の雰囲気はよかったです。
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