「みんな大好き足元グラグラ系SF」ドミノ 不敗の魔術師さんの映画レビュー(感想・評価)
みんな大好き足元グラグラ系SF
途中まで何もかも中途半端だなぁと思ってました
どこかで見たようなパッとしない展開
ヒロインにしてはポッと出感のある女
SFっていうか超能力モノかぁ〜うーん...な感じ
救いはウィリアムフィクトナーだけ(超個人的価値観)
フィクトナーの謎めいた顔、全然強そうな見た目じゃないのに醸し出す何故か無敵っぽい雰囲気が好きなんですよね。
と思いきや!中盤でドミノっていうよりオセロのように世界の要素が次から次へとパタンパタンと裏返る展開!好きよ、こういうの。
あの教習所みたいな場所でファーストシーンをやり直すのは非常にフレッシュだった!
早く言えばシャッターアイランドをもう少し素直に面白くした感じw
アイツも?え、コイツまで??
ファッ!?ソコもかよ!!感がたまらない。
90分でここまでやってくれりゃ上等も上等。
ただ、世界がクルリンパする絵面、この作品のキラーショットだったんだろうけど「弱インセプション」以外に言いようがなくて、もうちょい何とかならなかったのか?
「構築世界」を表現するのに当たっては、この作品だけの、既視感の無いフレッシュな表現が必須だったと思うんだけどなぁ。
予算はしょうがないけど、そこはアイディアでカバーしようよ...スタッフ関係者誰も「インセプション」見てませんなんてあり得ないんだから。
でもまぁ、そこ以外全然楽しかったですよ。ありがとうロドリゲス!
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