「「スピード違反の切符は?」」ドミノ いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
「スピード違反の切符は?」
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催眠術師が極まり、それによって世界で優位性を保とう、もっと言えば制服を企む政府機関によって、スーパー催眠術師である我が子を守る為闘う夫婦の話が今作である
こうして、粗筋をギュッと縮めれば簡単な話なのだが、作劇はその部分を丁寧にストーリーテリングされているので、途中で筋書きが分っても充分愉しめる作品である
但し、"ドミノ倒し"は自分には直接関連付けられなかった 勿論、本国表題そのままだとネタバレそのままなので邦題名の必要性は理解出来るのだが、これ以外のアイデア模索できなかったのかな?
映画『インセプション』のような世界観を薄い膜でくるみつつ、とはいえ、催眠術なんていう"プロレス"みたいな高度なエンタメを、それ以上の映画作品に仕上げた制作陣に拍手を送りたい
"午後ロー"的要素に着床しつつ、しかし俳優陣の巧みさにステージの引き上げを表現できた強運を感じた出来映えであった
アイデアも、シナリオ、演出も大変アイデア豊富で、その溢れるばかりの才能のさみだれに、唯々驚愕である
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