あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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感情移入できない、内容薄い、キャストで成り立ってる
原作を読まず、口コミも見ずに行って後悔しました。
まさかこんなにもつまらないとは思いませんでした。
映画の後半で啜り泣く人が複数見受けられましたが、どこに泣ける要素があるのかわかりません。私は感情移入しやすく映画や小説を鑑賞するとよく泣いてしまうのに涙目にすらなれません。
百合は事あるごとに「そんなの可笑しい!!」と言い、自分の意見を押し付け他人を慮る事が全くないこんなにイカれてる18歳凄いなと逆に関心。成績優秀でも地頭も容量も良くないタイプ。
自分の意見を言う事は素晴らしいです。ただ、自分の言いたい事だけ言い、迫られたら怯え最後は彰に助けてもらうと言うご都合主義感満載でした^ ^
彰は純粋で真っ直ぐな所が好ましく愛してたと手紙に書いていましたが、百合にそこまでの価値を見出せないです。脳内お花畑感ある百合を見て現実逃避したかったのかと考えました。しかし、百合は感謝を全くしない、自己中心的、彰に助けて貰ったのに又火災の中心部へ戻ろうとするイかれた女性です。どこが愛おしく感じられるのでしょうか。
空襲後、空襲による火災がまるでなかったかの様に普通に暮らしてて怖いです。足首を怪我してたはずなのに普通に歩いていたのも怖い。彰から百合に手紙が残されていたのを知り、感情が溢れ?やっぱり見送りに行こう!の流れも意味不明。彰を見送った後、何故すぐに現代も戻れたのがわかりません。
最初百合は終戦前からあった小屋、雷が軸で時空移動したのかなと思いましたが、彰が飛び立った後気絶し現代に戻るえ??????なんで?????時間移動の原理、共通点どこ???
中盤あたりで水上恒司くんがデーモン閣下に見えるシーンがあり笑ってしまいそうで大変でした。
水上恒司くんは中学生日記で福原遥ちゃんはマイマイまいんで知っており、どちらも好印象だったから見れました。
引きずりますよかなり
映画になる前に原作を読んでいました。この原作を読んでいた時に実写化するなら絶対に水上浩志(当時は岡田健史)しかいないと思ってたのでとても嬉しくて期待してました。
ハッキリ言って想像、期待以上
評価の仕様がないほどに原作の晶がそのまま出てきた感覚
福原遥ちゃんはあんまり反抗期のような感じはちょっと似合わないんじゃない?と観る前は思っていたけど、全然そんなこと無かった。百合のタイムスリップする前と後での表情や態度の違いが細かく演技されてて本当に惹き付けられた。
水上浩志や福原遥だけじゃなくこの映画に出ている全てのキャラクターが本当に良かった。
特に伊藤健太郎。
映画の感想としてはみんな言ってるし分かってるとは思うけど本当に大号泣
私はティッシュやハンカチを持っていなかったので鼻水との戦いでした。絶対に持っていった方がいいです。
序盤のゆりの態度にはイライラしていたけどあんなに爽やかで心の優しいイケメンに助けられて恋に落ちないわけが無いこの作品は2時間じゃちょっと足りないかもとは思いました。戦時中の日本を体験した百合はいつもの生活をおくれているのは当たり前じゃなくて幸せなことなんだと考え直して表情から伝わってきて凄いなと思いました。
晶の百合を見つめる優しさと緊張が混じったような視線が本当にいい男すぎだし心が締め付けられます。そしてやっぱり周りの軍仲間も良かったです。特に石丸と千代ちゃんの2人が見てて本当にういらぶすぎでした。お互いに照れ隠しで強がっている感じが最高に可愛くて、最後明日出撃しますと告げた時に千代ちゃんが中々出てこなくて石丸がおーいもう行っちゃうぞ?いいのかーって言ってたところ本当に涙止まらなかった。そしてやっぱり晶の離陸直前が泣ける。悲しく寂しい顔をするのではなく覚悟を決めて百合に別れを告げるところが本当に素敵でした。前日の鶴さんのお店を出る時の幸せになれ(←セリフ合ってるかわかんないけどそんな感じの)ことを言ってて号泣。
社会見学本当に辛すぎる。斗亜の事が取り上げられていて、斗亜がこの晶や石丸たちの話や手紙を現代で伝えてくれたのかなとか想像してたらもうずっと涙が止まらなくなって、てか普通にずっと泣いてる感想しか言ってないけど。
とにかく、大切な人がいる人、日々の生活にうんざりしてる人、ストレスが溜まってる人、どんな人でもこの映画を一度見てみて。考え方が変わるかも、そんで号泣してデトックス効果
追伸
絶対に「あの花が咲く丘、で君とまた出会えたら」を読んだあと、もうひとつの小説「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」を合わせて読んでみてほしい
またまた号泣案件です。
全体的によかったけれども
気になる部分としては空襲があり鶴さんが心配で食堂に戻ろうとして途中に動けなくなったのかそこが解りにくく次の場面で普通に食堂が出てきて『あれ?』と軽く混乱!しかもお互い無事でよかったなどの言葉もなく空襲がまるでなかったかのようで隣街で起きていたとしても心配する台詞がひとつでもあればわかりやすかったかなと思います!
後半は涙腺崩壊で切なく戦争資料館での場面は板倉さんが生きていまの日本をみつめそして決して忘れてはいけないその時を感じることができました。
しかしながら主題歌が流れた瞬間
サーッと覚めてしまい残念でした。
主題歌が映画とあっていて泣ける!という評価が多いようにおもいますが、正直、大人の事情を感じずにはいられなかったです…
歌詞を寄せすぎなのか
無理に裏声をだされてるのを感じたのか
あまり詳しくはありませんがいつもの?
低音な心にやさしく語りかけるような歌いかたのほうがまだよかったのかもしれません
勝手なイメージとしては
女性歌手の方がよかったかなと
どちら目線でみるかでかわってくるとは思いますが主題歌って大事だなと改めて思いました!
内容の薄さ
泣けると大絶賛されていたのでかなり期待して観ました。とにかく薄い。
主人公の良さが全く伝わりません、命を捨てることは無意味だと覚悟を決めている隊員たちに言い放つシーン、そんな事隊員たちも心の奥底で分かっているのではないか、ただ世間は当然それを許さない、また自分達まで無意味だと認めてしまったら既に特攻で亡くなった仲間達の死は?また、空襲で彰に救われたのにまた焼け野原に突っ込もうとしたり他にも頭がいい設定とは思えないほど幼稚な主人公にイライラして、彰が何故主人公をそこまで気にかけるのかが分からなかった。焼け野原になったのかと思いきや町もお店も何事も無かったかのようにあったのも謎だった。鶴さんとはぐれてあんなに心配していたのに気づいたら居るし。あんなに良くしてくれた人なのに、生きていて良かったと抱き合うシーンなど少しでも欲しかった。彰の感情もあまりないように感じた。性格上人前で涙を流すタイプではないのは分かるが、本当は行きたくない、もっと生きたいなど、もっと縋り付くような描写があったら感情移入出来ていたと思う。もうすぐ死ぬというのにあまりにも淡々としすぎているように感じた。手紙の内容もいかにもお涙頂戴な感じの綺麗な文章すぎて全然のめり込めません。ですが出撃のシーンは綺麗で、百合を抱えて飛ぶというのも素敵でした。百合の丘も綺麗でしたがそれだけです、まあ現世に戻って百合の丘で生まれ変わりと再開するなんてチープな終わりでは無かったのが救いです。絶賛されている程のものではありません。
日本人として知っておかなければならないこと
現代の日本から戦時中に
タイムトラベルをした少女の
成長記でした
はじめは
百合の日常生活の環境への
不満が、
理解できるも
いらつきます
まぁ今どきで。
あちらへ移動したあとは
ひたすら
せつないことばかりで。
志願
という呪縛が
あの時代にどういうものだったのかが
いやでもわかる
スクリーンを通して
込められたものは
あの人達の思いが
現代の幸せな世の礎になったこと
を知れば、
それを受け取った我々は
百合のように
なにかが変わるはず。
そんな思いでした。
目を閉じた後に浮かぶのは
コクピットには
共にいく、家族写真や人形。
燃料ではなく
爆弾を搭載しての片道切符の
陸軍特攻機の隼。
月夜に照らされた美しい百合の丘で
匂いたつような甘い香りに
つつまれた世界観。
胸に秘めた思いを伝えた
資料館の彰の手紙。
最後に彼らが見ただろう
夏雲に覆われた青空。
たしかにあった
あの時代を
今の世に伝えるために‥
おすすめ
なんか考えるだけで泣けます。
小説は自分あっておらず気になってはいたものの読まずにいた作品でしたが映画化されるということで観に行きました。
結構序盤から先々のことを考えると涙が出てしまって正直終盤はずっと泣いてました笑
特に主人公が私たちと同じ現代人の役だったのでさらに感情移入しやすかったのと出てくる役者さんがすごく違和感なくするっと入っていてよかったです。
一度だけ見る予定が次の日朝から2度目の視聴です。2度目は流石に泣けないだろうと思い近場だったのでハンカチを持って行かなかったのですが一度見ているからこそ知っていることとかこの後こうなるよなとか考えてしまい2度目の方が号泣してました笑
2度目は知り合いを連れて観に行きましたがわたしがフライング泣きするから泣ける場面だとわかっちゃったと言われましたがそれでもたくさん泣いていたので相当泣けると思います^^その知り合いはほんっとうに久しぶりに泣いたそうです。
この映画はより若い人が見ると感情移入しやすいと思いますよ。特に板倉くんは18歳で主人公と同い年ですし自分が18歳で同じぐらいの歳の子が行ってしまうと考えたら(しかも愛している人を置いて)また泣けそうです。
その時の時代の「自分で志願してきた」というが百合からすればほぼ半強制なのではないかというところやそろそろで終戦なのに、、、というこちら側の感情をはっきり言ってくれる百合さんにたくさん感情移入できてより最高です。
ちなみに私は行く2日前の野球のシーン、その日の夜のシーンがわんさか泣けました笑
また見ると思います笑
ほんと、どの世代にも見て欲しい作品です。
もちろん原作と違うところとか、こここだわってほしかったなどおっしゃる方も多いですが小説を読んでいない私や単純に映画を楽しみたい方は否応なしに見た方がいいです^ - ^
つくづく戦争って愚かだなと
自分の愛する人が特攻に行くとなったら、自分は間違いなく発狂すると思う。あの時代の日本に本当に恐怖を感じた。
最後の夜、百合が彰に駆け寄った時、みんな何も言わずにその場から去ったシーンがよかった。
若者向けの戦争映画
蛍ちゃんが、母ちゃん!
もう少し現代を描いて欲しいなぁー
また、タイムスリップした世界もなんでJK姿?
それに対してのとこも、なかったかな?
しかし、淡い恋は、ええなぁ
あの百合畑、何処にあるの?
「5番機、遅い」
pomodorosaさんのイラストが好きで気になっていた原作。
ただ、あらすじやレーベルが“10代女子向け泣き小説”っぽくて読まずじまいでしたが、当たってたかな。
正直何か極端にダメというわけではないが、全体的に薄かった。
親切にしてもらった百合側は分かるが、彰が百合に惚れる要素が“顔”か“運命”程度しか浮かばない。
好感度はお互い2日目からMAX、彰の掘り下げは皆無。
千代や娘、許嫁など隊員の愛するものも描かれる(加藤のみ何もなくて可哀想…)が、触れるだけ。
板倉の脱走より、メイン二人を描きなさいよ。
タイムスリップの理屈はどうでもいいが、あの時代に行った理由も戻ったきっかけも判然としない。
父の自己犠牲と特攻隊の対比は分かるが、そこには触れず、彰の夢を継いで教師を目指す。
過去に来た当日にキャラメル舐めて「甘い…」にも違和感があるし、最初以外は現代に戻ろうともしない。
服や建物も、どことなく小綺麗で作り物っぽさが気になった。
女子高生はそろそろ無理があるものの、福原遥は好演しているし、やはり声がいい。
水上恒司も悪くはないが、男性側では伊藤健太郎の3枚目おちゃらけキャラが良かった。
しかし何より、この作品を支えていたのはツル役の松坂慶子さんだと思う。
クラスの嫌味女子も必要性を感じないし、色々入れすぎてメインが描ききれていなかったのが最大の難点。
良くなっていると思う
原作とは少し設定が異なる。
百合は中学生→高校生になり進路を決める時期
家庭環境はシンママ→父は人を助けた際に亡くなっている。
この変更で爽やかな終わり方になっている。
映画の冒頭、百合は亡き父を恨むような発言があったが、彰が自分の未来の為に命を捧げた事を知り、彰の夢であった教育者を志すと同時に、父が未来の命を繋いだ事に気付く。
百合の軽率な発言に加え、飛行機や軍服の描写などもリアルさに欠け、戦争物としては中途半端だが、この未来に繋げるというメッセージ性を持たせた事は良かったように思う。
最後に彰にすがる百合のシーンや、人形と共に出撃するシーンなんかはグッと来るものがあったので、泣けるシーンは幾つかある。
細かいところでは福原さんは左利きの為、戦時下に左利き?っていう違和感。
彼女は右利きの演技も出来たろうにと思う。
若い人に見てほしい
何度も何度も涙を流してしまいました。
特攻隊に対して私も、なんでそんなことをするんだろう?どうして自分の命を捨ててまでそんな行為をしなければならないのか?と思っていました。その当時はそれが普通で当たり前だったということを踏まえても理解ができませんでした。この映画を見てそう思う当時の人がいてもおかしくはないよなと改めて感じました。皆が皆、お国の為と思えるほどの軽い行為ではない為本音では死にたくない、行きたくない、家族と一緒にいたいと思う人がいてもいいよなと思っていました。ですが、他の作品等ではあまりその思いを持っている人が登場するものを見たことがなかったように思います。(忘れているだけかもですが。)だからこそ今回そういう思いを持った人がいることで感情移入しやすかったりそのうえで、自分の役割を果たさねばならぬ人がいることに胸が締め付けられる思いでした。
言わない方が良かったのでは?と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、そういう思いを抱えていた人もいたという目線で見られる素敵な作品なのではないかと個人的に思いました。
たくさんの人が見るべき作品だと思いました。
話とキャストは良い!
キャスティングもいいし話自体はとっても良い。感動する。
でもわざわざそこで言う?みたいなセリフがめっちゃあったのとなんとなく脚本が不自然。
お父さんは戦争に行ってお母さんは焼死したって泣きながら言う子どもに日本は負けるんだよって言ったシーンは普通に怖かった。
少し残念
原作は読んだことがなく、映画で初めてこの作品に触れました。戦争を題材にした作品やドキュメンタリー、小説は何度か読んだ事がある程度の知識で恐縮ですが今回特攻隊員の方々を題材にされている作品という事を知り視聴しました。
未来からトリップした高校生が特攻隊員と叶わぬ恋に落ち涙の別れをする切ない物語でした。俳優さん方の演技が素晴らしく、もうすぐ散って行く特攻隊員達の気概を上手に表現していたため世界観に惹き込まれました。特に千代さんと石丸さんの恋愛は、あの時代の奥ゆかしさを表していて特攻が決まった時やお守りの人形を手渡すシーンなど、本音を隠して見送る様子には涙が出ました。鶴さんも絶対にお見送りするのは辛い筈なのに感情を殺して「おめでとう」と言うシーンには時代を感じ心が苦しく、戦争の辛さ、切なさを感じました。
主人公は未来からトリップした事もあり最初は突拍子もない発言をしても許容範囲ではあったのですが、途中憲兵に対して「日本は負ける」やあの時代では絶対に懲罰ものでは?と思う様な発言を言っていたのにお咎めがなく突き飛ばされただけで終わったのは個人的には違和感でした。それ以降も命を賭けて戦う特攻隊員に「ペラペラの飛行機」や再度の日本は負ける発言、戦争は終わる等と言ったあの時代を生きている人に向けて、しかも何日か後に特攻が決まっている人に言うべき言葉ではないのではないかと思いモヤモヤしました。主人公だけではなく、脱走した兵の彼も家族とまで言い切った仲間に向けて何故戦うのかといったあの言葉は主人公と同年代の少年という事を強調したかったにせよ、言わせない方が良かったんじゃないかと感じました。憲兵や加藤さんの思考があの時代の普通だと思うのであまり現代の考えに寄り過ぎると過去にトリップしている、という前提が崩れてしまうような気がしました。主人公も高校生であるなら、あの時代について知っている筈なのでもう少し特攻隊員に向ける言葉に配慮をしてあげて欲しいと思いました。
最後に自分が未来から来たと打ち明けるのかと思いましたが、それも無かったので最後のシーンでは打ち明けても良かったのかなと思います。最後の手紙は戦争がない時代に、と書いてあって大丈夫なのかな?と思いましたが彰が百合に直接鶴さんが渡すと思っていたから思いの儘を書いたのかと解釈し、それは切なく良かったと思いました。
周りの人達が主人公にとても優し過ぎるぐらい優しく、世間知らずの様になってしまっていたので時代にそぐわない発言をした時にはこの時代はこうだったと指摘するシーンがあれば時代背景が分かりやすかったと感じます。特攻隊員についても何故戦うのかと理由に迫るシーンがあまりなかったので、家のためや国を守る為。身近な人を守る為。など主人公に伝える形で特攻を志願した理由を知れれば特攻隊員についても深く学べるかと思いました。
良い部分もありましたが、ストーリーに満足いかない部分が幾つかあったためこの評価にさせていただきました。
若い子に見てほしい
九州では、修学旅行や社会科見学で、特攻隊記念館や原爆資料館に行き、夏休みには戦争学習のため出校日があり、かなり戦争の学習がありました。
だから、中部地方では、特攻隊のことを知らない人が多いことに驚きました。
なので、この映画で特攻隊のことを知る人が増えて嬉しいです。
今回見た上映では女子高生率が高く、かなりの確率で皆さん泣いていた。そのことを、とても嬉しく感じました。
戦争の悲惨さは、溶けた食器よりも、その当時の人の思いや心を感じられたときに際立つ。今回の映画では、特攻隊員の恋しても告白できない虚しさが、一層戦争の悲惨さを感じさせる。大切な人のために飛び立っていった若者と近い歳の子たちが、この映画を見て特攻隊員の思いを知ることに、この映画の意義を感じました。
あまりにも残酷だと見れないし、堅苦しすぎても見れないけれど、恋愛はわかりやすく共感を生む。知覧の特攻隊記念館の素晴らしいところは、当時の人の思いを、手紙と写真とセットで感じられるところです。でも、すべての人が行けるわけじゃないから。この映画ができて良かった。
戦争のリアリティーが増していたのは、役者さんの丁寧な演技があってこそ。特攻隊員の仲間たち一人一人の立場の違いも丁寧に描かれていた。監督の戦争への思いも、二時間足らずの映画ですごく伝わりました。とても、いい映画だと思います。
うーん…
原作ファンで配役も良かったので楽しみに観にいきました。
しかし、映画では原作中の大切な場面などが多々削られていたり、原作にはない場面があったりと、なんだかな〜と感じる事が多かったです。
また、ヒロインが日本は負ける!!や特攻隊員を否定する発言が何度かあり、腹立たしい場面がいくつかありました。その時代を生きてる人はみんな必死に生きてるのに、結果を知ってる人がその発言するのはいかがなものかと思います。
戦争を題材にするにはあまりにも軽すぎるし、演技も微妙…。映画からは何を伝えたいのか全くわからなかったです。
どちらかというと、学生向きの映画だなと思います。学生が戦争を学べる良いきっかけになったらいいです。
また、小説を読む前に映画を観に行かれることをおすすめします。
うーん・・・
貧困家庭と特攻隊という、超重いテーマを2つも取り上げていて、どういう展開になるのか不安になる。戦争の話はふわっとした戦争観で、知り合って間もない兵隊さんを下の名前で呼び捨てしたり、特攻隊メンバーで野球して女の子が応援したり、空襲で破壊された町が次の日に元通りになってたりと、なかなか今まで見たことのない戦時中の映画シーンが見れる。野原から出撃する特攻機に向けて、手を振ってお別れすらシーンも斬新だった。結局恋愛映画なのか、反戦映画なのか分からなかった。途中の百合の花が満開の野原のシーンは美しかった。
JKが泣いてくれてオジサンはとても嬉しかった
さいたま新都心のMOVIXさいたまで土曜の夕方の上映で観ました。
お客さんのほとんどが女性で若い女性の団体さんが多かったです。私の横のJK二人組は後半30分鼻ぐずぐずでした。
私の後ろの席の母娘の娘さんも終わったあとにチラ見したら瞼が真っ赤に腫れていました。
私の伯父は特攻隊で鹿児島の知覧から出撃しました。知覧の食堂の女将さんはとても有名です。今は記念館になっていて英霊たちの写真が壁に貼ってあります。なかでも慶應ボーイのイケメンはやはり目立ちます。この映画では鶴屋食堂。百合のお母さん役の中嶋朋子は北の国からでは[蛍]でしたが、出撃した英霊の霊が蛍になって食堂に入って来るドラマや映画を思い出してしまいました。中嶋朋子と福原遥の母娘の面倒をみさせて欲しいと思いましたよ。
警官役の津田寛治もONODAでは小野田さん役。
私の父は幼年兵に志願しましたがそのまま終戦を迎えました。晩年ボケてから庭で穴を掘って防空壕を作ろうとしていました。戦争のトラウマは死ぬまで消えません。
福原遥は羊とオオカミの恋と殺人以来。
この映画には原作があるようです。
タイムスリップもので始まり、すぐに佐久間彰と百合は相思相愛的に打ち解けます。少し違和感がありますが、JK役の福原遥は大人びていて頭がいい設定で、周りの同級生とはあきらかに違っていました。テレビドラマの中学聖(性)日記で有村架純とのっぴきならない関係になる大人びた中学生役でブレイクした水上恒司(岡田健史)との釣り合いはきちんととれていました。
最後には仲間の5人をよく把握できるまでになっていていました。ムードメーカーの伊藤健太郎の石丸はじめ、水上の佐久間彰、加藤、寺岡、板倉の話がとくによかったです。
伯父さんのことを思うと、せめて、福原遥や中嶋千代役の女の子のようにこころ清らかできれいな娘さんや食堂の女将さんとこんなふうにかけがえのない貴重な時間を過ごして逝けたならと思うのです。
オジサンはJKが泣いてくれてほんとに嬉しかった。伯父さんの供養になりました。
映画肉弾(寺田農)のようにオバケのような·····
これ以上はご勘弁ください。
ユリの花の群生は天然(自然)ではないでしょう。なんかお葬式の祭壇を連想してしまいうんと悲しかったです。
帰りにたくあん買って帰りました。たくあんとおイモをおかずにご飯を食べてみましょう。鯵のサンガ味噌を油で揚げてみようと思いました。
原作よりだいぶ薄味
原作の小説を読んでから鑑賞しました。涙で顔がボロボロになるほど泣いたので、映画も絶対泣くだろうなと思いましたが、あれ??なんか泣けない、、、小説より薄味で味気なかったです。だいぶカットされていたシーンも多かったです。せめて彰が百合を抱きしめて欲しかった!!!夜の百合の丘のシーンも、別れのシーンもなんか薄味。ただ、彰役の水上さんは見た目も話し方も私のイメージした彰でした。石丸役の伊藤さんもすごく良い味出てたし、千代ちゃんとの関係性も良く表現されてました。ツルさん役の松阪さんも流石大女優、イメージ通りのツルさんでした。小説を読む前に観てればもっと感動できたのかな。映画を先に観た人は絶対小説読んでください。号泣間違いなし。
死を意識することで生が輝く+純愛
泣けました。特攻を描く題材って、ジレンマです。死を意識すればするほどに生が輝く。戦時の特攻という状況ではない平穏な時代に生きているとしても、死を意識することで生を意識することは共通のことだと思います。
ストーリーは、現代の高校三年生の少女が戦争末期の1945年当時にタイムスリップして、特攻隊員と恋に落ちる。現代の考えと、戦争末期の当時の考えの対立、将来をわかっているからこそのもどかしさが伺えて、それが逆に当時の考えの純度を感じさせる。一夜の夢かと思いきや、最後の手紙が残っていることからして現実も入り混じっていて、巡り巡って生きているような輪廻転生さえ感じさせます。
生と死の強烈な相克を随所にみられて、そこに純真な相手を思うこころ、愛するこころが投影されて、泣けるシーンがたくさんありました。いまを生きているという幸せを感じる映画です。
観客は女性が7割といった感じで女性の二人連れが多かったです。女子高生も同世代の主人公だからかとても目立ちました。戦争映画ではなく、恋愛映画だということも観客の感じでわかります。
戦争映画だが創作みを強く感じる。空襲シーンは鳥肌。
普段10人いたらすごい地元の映画館に30人ほどの集客。
珍しい。
ファンタジーみが強かったかな。
都合良いというか……語彙力がない…。
漫画というか、創作てきな??
百合にも感情移入ができなかった。
板倉には共感した。
けど2時間飽きずに見れたし、見やすい映画だと思う。
違和感↓
あまりに雰囲気の違う若者をあっさり受け入れるあきらと鶴さん。
百合のことをなみ(妹)とそっくりだ、と言いながら、なみにそっくりな百合を愛すの?
頼りになる兄や父に似ている、なら考えられるけど、妹好きって…。ろ…。
なみのこと愛してたの???(´・ω・`)
妹の身からしたら嫌悪感強い。
百合のこと好きになってたけど、自分は死にゆくから妹扱いしてたのかな??
妹扱いの百合にあきら呼びさせるのも嫌悪感あったわ。
歳の近い兄妹はそうなの??
この時代のイメージ、兄さん、お兄様とかでは??(>_<)
空襲で市街地が被害を受けている中、電柱?の下敷きになったわりにその後元気。
てっきり鶴屋食堂の近くで下敷きになったのかと思いきや、食堂も鶴さんも全く被害ない。
食堂も鶴さんも…という展開かと。一体どこを走り回ってたの??
てっきり封筒の中身を見て飛行場まで駆けつけたのかと思ったら、読んでなかったのね。
お見送りしなかった描写も、封筒見て駆けつけた描写もちょっとわからなかった。
耐えて我慢してたのが爆発した??
違う作品になることは承知で、こうなればよかったのにな↓
飛行機に百合を乗せて二人で逃げる。
未来から来た百合が無双する。(日本は負ける、だけじゃ怪しいね??)
空襲の日、街の人に逃げるように呼びかけるとか?スパイと思われるか。
史実を伝えたところで戦争が勝つわけでもないし、せめて終戦までの二ヶ月間特攻をやめさせるように奮闘するとか…。
戦時中の雰囲気にそぐわないが、もっと恋愛感情を出してもっと恋愛向けにするとか??
あきらが転生(生まれ変わり)していて、あの百合の丘で再会するとか?
現世で百合の丘に行くシーンあればな。
魚のあげた奴つくってママにお弁当渡して先生になりたい、も良かったけど、
百合の丘に連れて行って先生になりたい、と告げるのも良さそうやん??
逃走して許嫁と添い遂げた板倉が存命で、現代で百合と再会してたら泣いてた。
ちよの子孫とかと会って、滑走路で百合が消えた後のエピソード聞きたかったね。
良かったところ↓
空襲シーン。
山の奥、建物の奥から迫り来る大量の爆撃機。
そこからパラパラと落ちてくる爆弾もとても恐怖。
数機、え、こんなにやってくるの?
本当にパラパラ落ちてきて、銃弾のように勢いがないように見えるのに、
爆撃機の通った後は爆発が起こり。
爆撃機が迫り来るシーンはどの戦争映画よりも怖かった。
百合の丘のシーン。(丘?)
百合って自生してるんだ…?匂いすごそう。
一面の百合が綺麗だったね。
特攻隊の兵士たちを生き神様と言ってたのつらかったあ。
ただの人間だよ?
神様って持ち上げられて、特攻を肯定して。
ネガティブな感想ばかりだけど、至る所でうるっとしたし泣けた。
2時間飽きずに見れたし、見やすい映画だった。
恋愛ものだと思うが、戦争の異端さも伝わる。
戦争映画は…、と普段感じてる人も見やすい映画なのではないかな?と思う。
実際観客で若い人も多かったしね。
戦争は良くないね。
特攻隊が夢見た世界を生きる私たちは、未来にも続けられるように、
喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないが、
戦争の悲惨さを思い出し、未来で起こさないように、伝えていくことが今の私たちができることだと思う。
映画館 23.12.8
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