あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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脇役と終盤は良かった
終盤は特攻隊の話がメインとなるので感動的でしたが、映画全体としては惹かれるエピソードが少なく、あまり面白くは無かったです。
特に、ヒロインに容姿的な意味ではなく魅力を感じなかったので、そこがとても残念でした。ヒロイン以外の役者さんは皆さん良かったと思います。特に出口夏希さんはとても魅力的で役になりきってました。むしろ主役は出口夏希さんの方が良かったのではと思ってしまいました。
涙は出るけど悲しいだけじゃない
試写会にて鑑賞しました。
戦争について今の若い世代に知ってほしい、という制作意図が感じられました。
戦争ものですが辛い描写ばかりではなく、ファンタジックなラブストーリーとして楽しめました。
福原遥さんと水上恒司さんは、素直な女子高生の百合役、インテリで物静かな特攻隊員の彰役にそれぞれピタッとはまっていました。
特攻隊員役の5人は、それぞれの個性やバックボーンが描かれていて、当時を生きていた方々に思いを馳せずにはいられませんでした。
特攻隊員でありながら底抜けに明るい男の石丸を演じた伊藤健太郎くんにマイ最優秀助演男優賞を差し上げたい。
素晴らしかったです。
予告動画にもあった石丸と千代(出口夏希さん)との場面、名演でした。作中で1番心に残りました。
そして10代の特攻隊員板倉役の嶋﨑斗亜さんのお芝居を初めて見ましたがとてもとても良かったです。彼がマイ最優秀新人賞です。また別の作品でもどんどん活躍される方だろうなと思いました。
福山雅治さんの主題歌「想望」が流れて、百合と彰のラブストーリーが完結したなぁと。
前評判通りしっかりと泣いてしまいましたが、後味の悪い悲しさではなく、爽やかに見終わりました。
勝算のない上層部のやぶれかぶれの最後のあがき
特攻を自爆テロの手本にしたと言う事を聞いたことが有ります。
こんな最低の作戦を参考にして欲しくないなと思いました。
やっと空を飛ぶことを覚えたひな鳥の操縦技術では戦闘機に守られた空母はおろか、ハリネズミの様な戦艦に体当たりなど出来る筈が有りません。
ほとんどが撃ち落とされて海の藻屑です。
本当に戦果を上げるつもりなら加藤隼戦闘隊かゼロ戦のエース坂井三郎やゼロ戦虎徹の岩本徹三でなきゃ無理です。
そんなバカげた作戦なのに、優秀な若者たちが国を思い愛する者達を守る為に命を懸ける事に涙してしまいます。残された遺書の文字の綺麗な事にも涙しました。
お涙頂戴に走る事なく、生きる事の生臭さを抑え、百合の花の香りが漂う様な爽やかな作品になって居ると思いました。
感動!は一応する
見送る覚悟
18歳のJKが2023年から1945年6月にタイムスリップし特攻隊員に恋する話。
決して裕福ではない暮らしにやさぐれ、人助けをして亡くなった父親や、それを誇りに思う母親に不平不満を爆発させるJKが、家を飛び出し防空壕跡で一夜を過ごしたら、外には見知らぬ風景が…と始まって行くストーリー。
なんだかやけにあっさりとタイムスリップした事実は受け入れちゃうし、帰りたいという感情を示したのも最初だけ?
成績はそれなりに良いみたいだから、大東亜戦争が起きた背景とか戦争の意味とか、現在の国連に於ける日本の立場とか、しっかり学んでいただきたいものです。
内容的には飲まず食わずで倒れ込みそうなところを助けてくれた軍人に恋をして、更には面倒をみてくれた食堂の鶴さんに世話になり、数日を過ごす中で戦争の片鱗を見て、特攻隊員の覚悟や哀しさに触れてという成長物語というところで。ありがちといえばありがちなストーリーだけど、なかなか胸熱で面白かった。
それにしても、劇場は若い女の子の観客が圧倒的多数、鼻水すする音が凄かった。
教師になりたかった愛した人の悲願を受け継ぐ!
特攻隊員との短い恋は、悲しいに決まっています。だから始まったとたんになんでもないシーンでさえ涙が滲んでくる不思議な作品です。ただ基本は、女子高校生の目線で描かれているので、幼さは漂っていますが、作品全体の作りが丁寧なため、チープ感はほとんどなかったので四六時中泣けました。戦争を知らない世代の入門編になりそうな秀作だと思います。原作者が女性ですから、悲惨な戦争を一度ろ過したような透明性に満ちていると言えるかもしれません。また、福原の可愛さ健気さがいっそう戦争末期の理不尽さを浮き彫りにしているのに好感が持てます。福原は母子家庭の中で自分の未来を嘆いていた時にタイムスリップして、人間の命の尊さを学ぶわけです(特攻隊は負けた日本がどうなるのか全く予測できていません)。昭和20年の生活の中で、特攻隊を前にして生きるという意味と、教師になりたかった愛した人の悲願を受け継ぐという価値観まで取得して、福原は高貴な人間に成長していきます。私はその彼女の姿に一番泣きました。誰かの深い愛が、未来に繋がっていくということは本当に美しいのです。感服です。劇中、国のために特攻で死ぬという共同幻想に対して「死ぬことより、生き恥を晒しても生きるべきだ」という生身の人間の言葉も心を揺さぶりました。それでも彼らは出撃していきます。8月15日を前にした7月7日でした。
追記 タイトルにふさわしい百合の花畑は本当に綺麗です。松坂が食堂の女将としてとても優しいのに癒されました。最後に特攻隊で亡くなられた約3800名に黙祷。
泣ける映画
最後15分から20分ぐらいはウルウル止まらん
思ってた以上に良かった〜😭。
ゴジラも見たから特攻隊の話が神木君とダブって余計に感情移入して見れました。
メインの二人はもちろん良かったけど、石丸さんに気持ちを上手く伝えられなかった千代さんとの最後のやり取りにも涙😭。
時代が時代なので彰も言ってたように「お国のため」と集団心理みたいなものも働いて命を捨てて敵陣に突っ込む事が誇りになるとか今じゃ考えられないし今を生きてる日本人は幸せと少しでも思わなきゃだし、現実に特攻隊として命を落とされた方々を敬わなきゃね😞。
その背景のあるラブストーリーは本当に感動しました。福原遥さんはこの前まで18/40ってドラマで若くして子供を産むお母さんやってたから、まだまだ学生役やっても違和感全然ないね😌。
男性陣は知らない役者さん多かったけどどの方も肝を据えて軍にいる感情が伝わってきました。
他にも榊原るみさん名前があったけどどこでてた❓(笑)
CMに騙された! 薄っぺらい内容の作品…
原作がどうかは別として…
映画を観終わっての感想〜
お馬鹿なJKが何故か???
タイムスリップしちゃたった?!
タイムスリップって行き帰りが簡単なんだなってのが最初の驚き。笑、
で…、
当時の帝国軍事国家下の狂った男尊女卑の時代背景の緊張感が何も伝わってこないストーリー展開!
親のスネっかじりで世間知らずの馬鹿ネェちゃんが国民食糧難の最中の時代に難なく宿と食料にはありつけるわ…命懸けの特攻隊員に言いたい放題&やりたい放題で許されちゃう!
更にそのワガママJKの言葉に共感して❨翻弄され?❩ 自由に目覚めたりして〜笑笑、、
あの…リアルには、投獄されて殺される時代なんですけど?
何故か短時間で互いに惹かれ合って恋仲になったりも不自然だったなぁ。。。
ツッコミ処 満載過ぎてもう失笑と絶句〜の嵐♪
あれ観て泣けるなら、
やはり世の中は〜平和ボケ…いやいや、失礼、
平和だなぁ〜と言うことで宜しいかと…。
その時代に生きていなくても、もっと壮絶だったことは想像できそうなものだが…
後半はもう、変どころ探しをしながら
観ていたると…次から次へと期待を裏切らず!
なんで基地も狙わず…
メリットのない村?町?を空襲する訳?
更にその緊急時の中を ひとりの軍人さんは国民の為に戦わずに戦火の町に颯爽と登場!
自分の欲求にまかせた行動に走る今どきの ただのメンズ化に変貌!?
《失笑》
ある意味で最後まで観ているのが辛かった。
日本映画界、恥ずかしくは無いのかな…まだあんな程度の低い作品作っちゃって世に出してるんだ?!
人の命の大切さと繋がり
遠い世界の描き方の一つの手段
主人公が戦時中にタイムスリップするという切り口に驚いた。アニメや漫画・小説では珍しくない設定だが、小説を原作とした作品とは言え、肩に力を入れざるを得ない太平洋戦争の時代を描くにあたり、こういう設定が許されたことに驚く。
本編を観てみると、当時の人物を主人公にするよりも現代の10代を主人公にしたことで、観客の感情移入をより深くさせている気がした。タイムスリップは物語の肝ではなく、あくまで現代人の百合が当時の人々と生活を共にし主体的に深く関わるために選ばれた設定だったことがわかる。
戦後80年近く経ち、本作の制作陣は戦中世代の孫どころかひ孫や玄孫の世代にあたり、作品のインタビューからも時代劇のような感覚で取り組んでいる部分がみてとれた。戦時下、個人の夢や希望よりもはるかに優先されることがあった時代。個人主義の現代からは想像がつかないような世界を我々が自分事として考える工夫として、本作の取り組みはもっと注目されてもいいのかも知れない。
良かった
想像してたより良い
タイムスリップした女子高生と特攻隊員とのラブストーリーだなんて、ファンタジー感満載の青臭いものを想像していた。
実際、序盤はそういう流れなのだが、物語が進行するにつれて、深みを増していき、どんどん引き込まれていった。
主演二人の恋物語に終始せず、特攻隊員ひとりひとりのバックグラウンドにも焦点を当てていたのも良かった。
脚の不自由な許嫁(いいなずけ)のために隊からの離脱を図る板倉(嶋崎斗亜)、敵前逃亡をした父の汚名を雪ぐために志願してきた加藤(小野塚勇人)など人間臭いエピソードをサイドストーリーとして添えることで、物語が浮つかずに、地に足の付いたものになることに一役買っている。
鶴屋食堂の女主人ツル役の松坂慶子の包み込むような優しさもいい雰囲気だった。
ツルが何度か口にする「(特攻隊員たちは)神様になる人達だから」というのも胸に刺さる台詞だった。
細かい部分で言うと、三者面談の場面で担任役の坪倉由幸の薄くなった頭髪の禿げた部分を外したカメラワークもナイスプレー。
そして、何と言っても主人公二人が百合の花の咲き誇る丘で見つめ合う場面は最高に美しかった。
福原遥ももう、まいんちゃんのイメージからは完全に脱却できたかな。
いずれにしろ、政治的メッセージなども込められているわけでもないので、老若男女誰でも見やすいロマンチックストーリー。
何度でも見たい映画
感動するし、泣ける
主役のお二人の演技が素晴らしい。ぐいぐい引き込まれました。無理矢理感がなく自然にストーリーに入っていけて、心地良く鑑賞しました。戦争は、百害あって一利なし。しみじみ感じます。生きたいように生きれる時代、今の自由を当たり前と思ってはいけない。戦争で突っ込んで亡くなるお国の為にと犠牲になった人々の歴史があり、2度と戦争はダメだと法律が出来て今この時代があるので日々感謝して生きなくてはと思います。
そして、自由だから、なんでもいいではなくて、自由の中にも規律が必要で気持ちよい社会を皆んなで作っていきたいですね!最後に福山雅治さんの曲が流れたら、涙が崩壊止まりません。最高に素敵な曲でした。福山雅治さんありがとうございます。
戦争を知らない子供たち・・の子供たちへ
タイムリープ系の映画ではかなり泣ける作品。 本年度ベスト!
福原遥さん目当て。
なかなか良い演技で女優としての成長を感じる作品だった(笑)
父が他界し母と二人暮らしの百合。
生活も苦しい中、亡くなった父を誉めるばかり母にうんざりする感じ。
大学の進学を諦め就職を選んだ百合が戦時中の日本にタイムリープする展開。
特攻隊に志願した彰と出会い、食堂で住み込みで働く事に。
食堂の女将のツルが小綺麗なんだけど、後で調べたら松坂慶子さんだった(笑)
父親が他界したこ事もあって百合が自ら命を絶つ特攻隊員に疑問を抱く姿に泣ける。
今更だけど特攻隊の是非を問う感じに考えさせられる。
彰を演じた水上恒司さんの優しい雰囲気が印象的。
彰が出撃する日が訪れ泣ける展開に期待するもあっさりと出撃してしまい泣ける作品と思いきやそうでもない(笑)
と、思ってから百合が現代に戻り、ある施設を訪れたシーンから涙腺が緩む感じに意表を突かれた。
そして彰が目指したかった道を百合が引き継ぐ展開にも泣ける。
エンドロールで流れる福山雅治さんの「想望」の曲。
本作の為に書き下ろした歌詞に余韻に浸れた。
あの花が咲いていた場所。
丘じゃなくて谷と感じたのは自分だけなのか?
気になります( ´∀`)
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