「映画館で出会わなくて良かった」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 いそろっくさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で出会わなくて良かった
話題?になっていた記憶がありアマプラで鑑賞
「泣けるんだよね?これ、泣ける映画なんだよ…ね?」観すすめるうちに不安だけが膨らんで行く
なんとなくタイムスリップを受け入れ(夢だとでも思ってる?)誰にも出自を明かす事なく、言いたい放題の主人公
そんな子のどこに惹かれたのか、全く感情移入しかねる純粋な彼
過酷な戦況下、狂った様に同調圧と矯正の目を光らせる警官が「貴様!日本が負けると言ったのか?!」「負けるだと!」などと大声で何回【負ける】言い散らしてんのよww あんたが黙って主人公を粛清しておけば街の誰も気にかけないだろうに
主人公が持ち去った手紙が、何故か歴史資料館にキチッと収蔵されている演出上のご都合(なら戻りのタイムスリップの手荷物に入れておけよ。制服まで着て帰ってるのに)
とか、不安と不満で心がいっぱいになりながらも、ツルさんと千代ちゃんに助けられて最後まで完走(お二人は素敵でした)
これ書く前に原作者の映画版感想ブログも見ましたが、デビュー作であるが故の拙さを認めつつ、「あの表現は素晴らしい、原作に逆輸入したい」を繰り返し大絶賛であった事から、作者の今後になんらかの良い影響を与える映像化ではあったのだろうな…いつか小説も読んでみよう、この作品以外で
そんなことを思った次第です
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