「当たり前の日常に感謝」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 umekkoさんの映画レビュー(感想・評価)
当たり前の日常に感謝
原作を読み、久しぶりに映画館で観たい!と思っていた作品。ようやく先日、舞台挨拶付きの上映で観ることが出来ました。
この映画の捉え方は人それぞれだと思いますが、やはり観て思ったことはタイトルの通りです。
自分の娘に一度も会うことなく、またきっとそれぞれ家族や愛する人を残して決死していく特攻隊員たちや彼らと共に過ごしてきた人たちを通して、実際にこんな言葉にならない過去があったことの辛さ、そしてきっと百合と同じく、いまの当たり前がどれだけ幸せなことかと改めて痛感しました。
原作と比べるとなど、細かいことを列挙すればいろいろありますが、何よりもこの映画を観て戦争がどれだけ大切なものを奪っていくのかをより多くの人に届いてほしいと感じました。
余談
当日は追い花御礼舞台挨拶とのことで、20回以上観た方もいらっしゃいました!
水上恒司くんは、昭和の純文学に出てくるような役がとても似合いますね。日本アカデミー賞優秀主演男優賞の受賞、おめでとう㊗️そして21回目(だったかな?)の舞台挨拶、お疲れさまでした(笑)
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