「涙なしには見れない作品」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 砂さんの映画レビュー(感想・評価)
涙なしには見れない作品
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原作の焦点が恋愛だったので観るか悩んでいたが映画では焦点が戦争になっていて原作の浅さが薄れている点よかった。
百合が最初クラスでどういった存在だったのか、
百合がタイムスリップする場所は戦時中どのように使われていた場所か気になった。
正直日本の現状ではシングルマザーの貧乏より両親健在貧乏の方が進学するときには厳しい状況なのでシングルマザーのせいで進学できない訳がないし、死んだ父親を責めている主人公にまったく同情できなかった。
板倉が生き残っていて資料館に説明があったが、板倉は愛する人のために特攻から逃げる選択をしたことは現代において説明されても良いはずなのに病気が見つかって特攻を免れたとあり、歴史は事実通りに残るものではないのだと思った。
現代がいかに恵まれているか再認識することができる映画で観てよかったと思う。
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