「やや屈折した蓮っ葉娘が、戦争体験を経て成長する話。」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 キングオ-バ-さんの映画レビュー(感想・評価)
やや屈折した蓮っ葉娘が、戦争体験を経て成長する話。
良い作品だった。
80年近く以前だが、この日本で、確かにあった戦争と、その戦争に人生を翻弄された多くの人々が居たという事実。やはり、絶対に忘れてはいけないし、繰り返してはいけない。
他人の子供を救助して命を落とした父親と、特攻兵を重ね合わせるのは少々無理があるように思うのは私だけだろうか。
誤解を恐れずに書けば、前者はリスクを冒して救助したが結果的に亡くなってしまった事故。後者は、自らの死をもって大義名分や名誉を達成するという、自殺。
両者は、根本的に別物だと思います。
また、作品中、現在、過去を通して、鹿児島県が舞台なのに、お国なまりが、全く出てこない不自然さ。
過去の場面で、大阪出身者(板倉)が、部分的に関西イントネーションだったのがせめてもの救いでした。
映画の冒頭部分ですが、母子家庭で母親がダブルワークしたとしても、鹿児島県は最低賃金が東京などと比べ圧倒的に安いので、多分、手取り総額が20万円に満たないものと思われます。この金額では、母子二人が生活するには、食費、家賃、水光熱費、日用品、消耗品、学費、その他、普通に衣食住をまかなうだけで、他の余裕はないと思います。
どなたかが書いておられましたが、「この親子は金遣いが荒いのか?」的なご意見は、見当違いも甚だしいと思います。(コメントを拒絶されておられたので、こちらに書きました。すみません。)
別の方も書いておられましたが、この状況なら、娘もアルバイトで家計を助けるべき、というのは私も思います。
でもタイムスリップから帰ってきた彼女は、きっとアルバイトで家計を助けることだと思いますよ。
こんばんは。
「なんやろう〜」のレビューは自分も先に目にしていました。
あれは他レビューへの批判ではなく、長文レビューを書いたのに消えたことに対する愚痴ではないかと…
勿論、本当のところはご本人にしか分かりませんが。
おっしゃるように若干 各要素にムリ目描写が目立ちました。何の指摘もせずに絶賛する人は恐ろしいです。イイねありがとうございました。イイ作品ではありますけどね。あといきなり現代のペットボトル冷えた水から
当時の生暖かい どこから入れたんだかわからない水筒の水💦で腹壊さないのビックリ‼️でした。細かくてすみません🙇イイねありがとうございました😊。