劇場公開日 2023年12月8日

「流れに逆らうとは」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0流れに逆らうとは

2023年12月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

『アルキメデスの大戦』を観た時に田中民さんのセリフにドキリとしたのを思い出しました
日本人は最後の1人まで戦い続けこの国は滅びる、しかし日本の象徴である戦艦大和を造りそれが撃沈したら、日本はまだ生き残れるだろうと

志願して特攻に行く日本人を見れば納得出来る言葉です
敵国に負ければ女子供も容赦なく殺されるなどとその頃の日本人は思い込まされていた時代
私がその時代に生きていたらどうだっただろうか
戦争は良くないとか人殺しはしてはいけないとかそんな事言えただろうか
きっと時代の波に流されて生きていたのでしょうね
と考えると、「今」はどうなのだろう?
私は「今」をどう生きているのだろうか?
与えられれる情報をある程度鵜呑みにしてやしないだろうか?
自分で自由に選択しているようで、でもそれはもしかしたら流されているのかも知れない
いつの世も変わりは無いのかも知れない
そんな事を思ってしまいました。

カルヴェロ
カルヴェロさんのコメント
2023年12月10日

カールさん、コメントありがとうございます。
あの時代に実際に言葉にしたかと言われれば疑問かも知れませんがそうだったのかと思わせる納得のいく言葉でしたね

カルヴェロ
カールⅢ世さんのコメント
2023年12月10日

こんにちは、
アルキメデスの大戦の大和の設計担当中将役の田中泯の言葉はなるほどと思ったのを思い出しました。戦艦大和が沈んだら日本人は諦めがつくから、それで全滅せずに戦争を終わらせることができる。と言っていたような。うろ覚え。負けるのを前提にした発言だったのでちょっと驚きました。

カールⅢ世