「戦争映画だが創作みを強く感じる。空襲シーンは鳥肌。」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争映画だが創作みを強く感じる。空襲シーンは鳥肌。
普段10人いたらすごい地元の映画館に30人ほどの集客。
珍しい。
ファンタジーみが強かったかな。
都合良いというか……語彙力がない…。
漫画というか、創作てきな??
百合にも感情移入ができなかった。
板倉には共感した。
けど2時間飽きずに見れたし、見やすい映画だと思う。
違和感↓
あまりに雰囲気の違う若者をあっさり受け入れるあきらと鶴さん。
百合のことをなみ(妹)とそっくりだ、と言いながら、なみにそっくりな百合を愛すの?
頼りになる兄や父に似ている、なら考えられるけど、妹好きって…。ろ…。
なみのこと愛してたの???(´・ω・`)
妹の身からしたら嫌悪感強い。
百合のこと好きになってたけど、自分は死にゆくから妹扱いしてたのかな??
妹扱いの百合にあきら呼びさせるのも嫌悪感あったわ。
歳の近い兄妹はそうなの??
この時代のイメージ、兄さん、お兄様とかでは??(>_<)
空襲で市街地が被害を受けている中、電柱?の下敷きになったわりにその後元気。
てっきり鶴屋食堂の近くで下敷きになったのかと思いきや、食堂も鶴さんも全く被害ない。
食堂も鶴さんも…という展開かと。一体どこを走り回ってたの??
てっきり封筒の中身を見て飛行場まで駆けつけたのかと思ったら、読んでなかったのね。
お見送りしなかった描写も、封筒見て駆けつけた描写もちょっとわからなかった。
耐えて我慢してたのが爆発した??
違う作品になることは承知で、こうなればよかったのにな↓
飛行機に百合を乗せて二人で逃げる。
未来から来た百合が無双する。(日本は負ける、だけじゃ怪しいね??)
空襲の日、街の人に逃げるように呼びかけるとか?スパイと思われるか。
史実を伝えたところで戦争が勝つわけでもないし、せめて終戦までの二ヶ月間特攻をやめさせるように奮闘するとか…。
戦時中の雰囲気にそぐわないが、もっと恋愛感情を出してもっと恋愛向けにするとか??
あきらが転生(生まれ変わり)していて、あの百合の丘で再会するとか?
現世で百合の丘に行くシーンあればな。
魚のあげた奴つくってママにお弁当渡して先生になりたい、も良かったけど、
百合の丘に連れて行って先生になりたい、と告げるのも良さそうやん??
逃走して許嫁と添い遂げた板倉が存命で、現代で百合と再会してたら泣いてた。
ちよの子孫とかと会って、滑走路で百合が消えた後のエピソード聞きたかったね。
良かったところ↓
空襲シーン。
山の奥、建物の奥から迫り来る大量の爆撃機。
そこからパラパラと落ちてくる爆弾もとても恐怖。
数機、え、こんなにやってくるの?
本当にパラパラ落ちてきて、銃弾のように勢いがないように見えるのに、
爆撃機の通った後は爆発が起こり。
爆撃機が迫り来るシーンはどの戦争映画よりも怖かった。
百合の丘のシーン。(丘?)
百合って自生してるんだ…?匂いすごそう。
一面の百合が綺麗だったね。
特攻隊の兵士たちを生き神様と言ってたのつらかったあ。
ただの人間だよ?
神様って持ち上げられて、特攻を肯定して。
ネガティブな感想ばかりだけど、至る所でうるっとしたし泣けた。
2時間飽きずに見れたし、見やすい映画だった。
恋愛ものだと思うが、戦争の異端さも伝わる。
戦争映画は…、と普段感じてる人も見やすい映画なのではないかな?と思う。
実際観客で若い人も多かったしね。
戦争は良くないね。
特攻隊が夢見た世界を生きる私たちは、未来にも続けられるように、
喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないが、
戦争の悲惨さを思い出し、未来で起こさないように、伝えていくことが今の私たちができることだと思う。
映画館 23.12.8
たら、れば、の感想、とても面白かったです。
確かに、現代に戻った百合が、百合の丘を尋ねたら、そこに、彰の生まれ変わりの人がいたら……、ファンタジーですね。
どうせなら、彰が特攻で敵空母に激突寸前に百合への思いが炸裂し、愛の力が時空を超えてタイムスリップして、現代の百合の丘に飛ばされて、百合と再会する、なんていうのも個人的には好きだな。
確かに、そういうエピローグにすれば、賛否両論で、怒る人も多いでしょうね。
まあ、生まれ変わり位がギリセーフってとこかな。