「生きていく手段を手に入れる」インスペクション ここで生きる コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
生きていく手段を手に入れる
差別と偏見と嫌がらせを受けながら、自分を変えるのではなく、自分らしく生きる力を手に入れる(=死に場所を探す)ために試練を受けようとする主人公の姿が、見どころ。
ゲイだからって、その矛先(行為や執着)が、その気のない人間に向けられるのでなければいいだけの話だと思うんだが。
それを許さないのは宗教と歴史と時代によるものか?
マイノリイティは叩いていいという集団意識によるものか?
この手の「生きるのがつらかった」回顧的な内容は、重要なことは理解しているけれども、映画として多く存在しすぎて少々食傷気味ではある。
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