湖の女たちのレビュー・感想・評価
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現代の話なのですか?
介護施設の話だと思ってみたら、全然違っていました。
もやもやして終わりました。
スマホ使ってるから現代なのかな。
現代とは思えない刑事さん達で、まだ本当にこんなことあるのかなってよくわからない。映画だからねって面白かったらいいけど、面白くもない謎話でした。
長い割には、ようわからん映画や
故郷の滋賀(琵琶湖)が舞台やから観ようと思ってたけど、結局、映画館では観られへんでNetflixになった。
長い割には、いろんなことを盛り込み過ぎて、ようわからん映画や。
介護施設で起きた事件に、薬害、731部隊、津久井やまゆり園、杉田水脈議員発言などが絡み合ってという展開にはちょっとついていかれへんわ。
それと劇中での西湖(さいこ)という言い方にものすごく違和感があった。
西湖は、山梨県にある富士五湖(ふじごご)の一つやないんかな。
ただ、子どもの頃に西湖堂(さいこどう)というパン屋があって、お使いで買いに行ってた記憶はあるで。
「高島市」やから西湖としたんかな?とは思うけど、ずっと湖西(こせい)という言い方に馴染んできたんでね。
それと、刑事の濱中(福士蒼汰)と伊佐美(浅野忠信)の関西弁が中途半端で聞いてられへんかった。
ええところは、松本まりかの鬼気迫る熱演、財前直見の苦悩に喘ぐ表情、三田佳子の重厚な佇まい。
ミステリーなんで、犯人は誰やねん!がなかなかわからへんかったけど、最後あたりで週刊誌記者の池田(福地桃子)が服部三葉にねらいをつけたので理解できた。
普通に喋って!
コース料理のメインたちVarious main dishes of different cuisines
原作は未読の立場。
もとになった実際の事件に関しては覚えがあり。
扱っているテーマに関しては
重いし、取り上げる価値があると思う。
個人的に残念に思ったのが、
出演している人たちがとても豪華で、
誰一人として手を抜いていないのに、
まとまりに欠けているように感じたこと。
観た後に思ったのが、
様々なジャンルのコースのメイン料理が
たくさん出てきて、
例えば、日本料理、中華料理、イタリア料理、フランス料理のメイン、
コースとしての統一感というかまとまりが感じられないな
ということ。
それぞれの素材は良いけど、
上手く繋げられなかった印象で、
かかっている音楽がちょっと五月蝿く思ってしまった。
福士蒼汰さんと松本まりかさんの熱演が
上手く絡んでないのが、
少し残念だった。
I haven't read the original work, but I remember the real incident it is based on. I think the themes it deals with are heavy but worth addressing.
Personally, I felt it was unfortunate that, despite the cast being very impressive and each actor giving their best performance, the overall cohesion seemed lacking.
After watching it, I thought it was like having the main courses from various cuisines—Japanese, Chinese, Italian, and French—served together. While each dish was excellent, there was a lack of coherence as a course.
The individual elements were good, but they didn't connect well, and I found the music a bit noisy. It was also a bit disappointing that the passionate performances by Sota Fukushi and Marika Matsumoto didn't mesh well together.
何処に向かう。
時のない湖
248 蒼汰すごいわ
組織の膿が出まくる現場で署長も課長も浅野先輩もぐちゃぐちゃに
なっている中福士蒼汰の現実を見事に映し出す存在感は素晴らしい。
まりかちゃんもどうせならもう一脱ぎしてもよかったのでは。
ドキュメントを並行させ物語に真実味をつける手法は悪くないが
731は真実かどうか不明なので要らないし
杉田水脈の話も文脈が捻じ曲げられているので不要
この作家風情を見せびらかす表現はどうかと思ってしまう。
琵琶湖ももう少し神秘的に見せれば対比が強く出てきたのに、と残念。
60点
水口アレックスシネマ 20240606
世界は美しいのか…答えは
原作を読んでいないので純粋に映画を観ての感想になります。
観ていて遠藤周作の「海と毒薬」を彷彿させる深い内容だと思いました。
志を持って社会に出て初めて今まで思っていた世界とは違う理不尽な世界を知った若者の苦悩。
愛する人と結婚して子ども作って家庭を作ることが男女の愛の幸せという世界がありながらも別の人と惹かれ合い倒錯した世界にのめり込む。
2つの話が絡み合いながら
世界は美しいのだろうか…と観ていてる者に投げ掛ける。
この言葉の深さと悲しみは登場人物から出る言葉と表情で心に訴えてくる。
ベテランで実力のある役者の方々の力にさすがという感嘆を覚えた。
この深いテーマを2時間の中に余すところなく入れて、しかもこのテーマの答えを分かりやすく出していない所が素晴らしい。
世界は美しいのか…それを決めるのは作り出すのは…
日本も含めて何かに支配されている今の世界に一石を投じる映画でした。
「大森立嗣監督、松本まりかさんトークイベント」
よく言って消化不良、ストレートに表現すると支離滅裂
介護問題に始まり、警察の横暴さや薬害と政治の話、果ては731部隊まで話が膨らむ本作ですが、それぞれがまったく噛み合っていません。
登場人物も誰一人共感できそうになく、ギリギリ過去のエピソード込みで伊佐美に同情できるのみ。
主役の二人のはずの濱中や佳代にいたっては、行動基準がわからないと思っていたら、そのまま狂って色情狂に。
池田が出てきて、物語の本筋がこちらに移るものの薄いエピソードからなんとなく犯人が見つかるというどうでもいい展開。
原作がダメなのか、監督・脚本がダメなのか知りませんが、よくこんな映画が成立したな、という印象です。
よほどのことがない限り2024年ワーストでしょう。
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