「初めて映画を観たことを後悔した作品だった」湖の女たち コットンさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて映画を観たことを後悔した作品だった
クリックして本文を読む
伝えたいことや社会への風刺がたくさん詰め込まれていて、でもオチもなく、まとまりもない作品でした
原作小説の作者の作品は「点と点で終わることが特徴」らしいのですが、本映画は点同士の繋がりが分からず、この作品で伝えたいことが想像できず映画を観ていることが苦しかったです
2022年の文春オンラインのインタビューで
【以前は「すべてを伝えたい」と力んでいたから、受け取るほうもお腹いっぱいになってしまっていたかもしれません。】
と答えていて、映画化でうまく内容を拾えなかっただけなのか?それとも作者が伝わる人に伝われば良いとした結果なのか?と分からぬまま、、
禁断の関係、殺人事件の731部隊との関連と結末、雑誌記者も最終的にどういう結論に至るのか
想像できるだけの燃料がなく、目の前に木材だけ置かれた気分です
原作ファンでなければ、見るのは考えてからの方が良いと思います
コメントする