「最後はそれぞれの感じ方?」湖の女たち にじいろさんの映画レビュー(感想・評価)
最後はそれぞれの感じ方?
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福士さん好きで観に行きました。
最初はどんな内容なのか、ハラハラしながら鑑賞しました。
内容的には重いものでしたが、どのシーンも眠くなる事なく、引き込まれました。
記者の池田さんのシーンが唯一、安心して見れる所でした。
昔も今も日本のどこかで、見えない所で、支配されたり、正しい事が曲げられたり、消されたり、支配に耐えられなくなりおかしくなったり、があっているんだろう、と。
途中からは人事じゃない、と思いながら観ていました。
三田佳子さんが出てこられた辺りから、ただ一つの事件じゃなく、人生を通して、歴史まで考えさせられる内容になっていき、ますます引き込まれ、
最後は犯人はもしや?と思いながらも曖昧な形で終わり、、あれ?と思いながら、劇場を出ましたが、
帰りながら泣きそうになった自分がいました。
観終えた時の感情に似た作品だと、だいぶ昔の
中居正広さん主演の私は貝になりたい、
を思い出しました。
最後のスキっとした顔のけいすけ、命の大事さを伝えたく子供にビンタしたかよ、意味深な顔の池田、これは世界は良い報告へ向かっているよ、そうしていこうよ、という訴えなのかと私は感じました。
最後の朝日の湖、綺麗でした。
海、じゃなくて湖なのが納得。
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