五等分の花嫁∽のレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
シリーズの深掘りとして良く出来てた
2期と劇場版の時間軸でアニメ化されてないエピソードを映像化したもので、5人のヒロインそれぞれの見せ場があって、ファンムービーとして的確な作り方だった。今回の制作会社がシャフト。このシリーズは制作会社が変わるのが常になっているのだけど、なぜなんだろう。シャフトのラブコメ作品は、個人的に久しぶりだったので、見れてよかったのだけど。独特のテンポ感のカッティングと構図が相変わらずセンスよくて楽しい。オープニングは特にシャフトのセンスがすごく出ていた。
内容は劇場版の補完として申し分ないし、一時間の上映時間とは思えないぐらい満足度の高いものだった。ブランコのシーンは美しいし、なるほど、こういう気持ちのつけ方で劇場版の話になるのねと感慨も増した。これで今作のアニメも終了だろうか。ちょっと寂しいので、スピンオフでもいいから何かやってくれないだろうか。
美しい映像が印象に残る一方、明確にファン向けの作品であることを実感する一作
たまたま時間が合ったのがこの作品、というだけで鑑賞したという、『五等分の花嫁』の原作もアニメシリーズも未見の観客による感想です。
さすがに『アクロス・ザ・スパイダーバース』ほど新次元のアニメ、とまではいかないものの、最新の技術で描かれた映像はどの場面も美しく、十分に見応えがありました。特に瞳の描写が印象的。
一方で、本作は一つの物語、というよりも、十分に原作やアニメシリーズを堪能したファンに向けた、サービス映像の詰め合わせ、という色合いが濃いです。そのため、全く前知識なく本作を鑑賞する際は、キャラクター同士の関係性を完璧に把握したい、とか、一貫したストーリーを味わえるだろう、という期待はいったん保留した方が良さそうです。
本作は劇場公開作品ではあるものの、今後テレビ放映される作品の先行上映という位置付けです。少し待てばテレビで楽しめる映像をわざわざ劇場に足を運んで鑑賞するわけだから、観客は相当なファン揃いのはず。そうしたファンに明確に照準を合わせる形で作った本作の方向性は、例えば先日公開された『SSSS. GRIDMAN 劇場総集編』とまた異なっていて、興味深いです。
劇場版『五等分の花嫁』の答え合わせ
眼福
未放送回の映画でした。
原作ファンでは無いけれど
良かった。原作やアニメのファンは見て損なしかと。
上映時間が約1時間なので、OPとEDを集約してTV3回分かなぁと思ったら、2回分+主要キャスト6人のトークショーが約10分という構成だった。
最初は少し作画に違和感を覚えたが、そこは天下のシャフトだけあって、流石に丁寧に作られており十分に楽しめた。
トークショーでも触れられていたが、これまで何故かカットされていた四葉の見せ場ともいえるシーンが描かれることで、正ヒロインととしてのアイデンティティが示されて何より☺️
まあ、オレは「◎二乃-◯三玖」の一点買いだったんだけどね😅
ただ肝心のアニメパートが正味50分足らず?なのはやはり短すぎる。もう少し見たかったというのが偽らざる本音。それで星を一つマイナスという事で。
ファン向けエピソード紹介作品
勉強嫌いで落第寸前の五つ子姉妹を、家庭教師として高校卒業まで面倒をみている同級生の上杉風太郎は、高校生活も残り半年となり、最後の夏休みを迎えようとしていた。風太郎は受験勉強に専念するため、夏休み中は家庭教師のアルバイトを休むことにした。風太郎に会えなくて悲しんでいた五つ子たちに、突然風太郎から電話が掛かり・・・てな話。
前作で風太郎と四葉の結婚式まで描いていたのに、まだ続き?と思っていたら、高校3年の夏休みのエピソードだった。
これはこれで悪くは無いが、完全にファン向け作品なんだと観終わって思った。
なので、特にファンじゃ無い自分には刺さらなかった。
テレビアニメを全て観てる人たちにはハマるんだろうと思う。
五人の天使と過ごす至福のひととき
人気テレビアニメ「五等分の花嫁」の劇場版第2作。昨年、原作未読かつテレビアニメ未視聴のまま前作を鑑賞したのですが、魅力的な登場人物や繊細な心の機微の描写に触れ、すぐにファンになりました。とはいえ、予備知識がなさすぎて、汲み取れない部分もあり、味わい尽くすことはできませんでした。そこで、今回は1週間かけてテレビアニメ第1期と第2期の全24話を視聴し、満を持して本作を鑑賞してきました。期待どおりの素敵な作品で、五人の天使と至福のひとときを過ごしてきました。
ストーリーは、高校生活最後の夏休みを迎えた、勉強嫌いでおバカな五つ児姉妹の家庭教師でもあり同級生でもある上杉風太郎が、受験勉強に専念するために夏休み中は家庭教師を休むことにしたものの、姉妹に会えないことに物足りなさを覚え、彼女たちをプールへ誘って一緒に過ごす中で、これまでの出来事を回想しながら6人の思いを描くというもの。
時系列としては、テレビ版と昨年の劇場版の間に入る作品なのですが、その前後の流れにはいっさい触れていません。加えて、テレビシリーズとのつながりや伏線回収的なシーンやセリフが多く、初見では意味がわからず、本来のおもしろさも深みも味わえないでしょう。逆に言えば、これまでの作品を観てきた人なら、五つ子との再会と新たなエピソードに胸踊ること間違いなしです。がんばって事前に全話視聴しておいて本当によかったです。
それにしても、昨年の劇場版でも大きな感動を与え、あれだけ綺麗に完結しておきながら、まだこれだけのストーリーを描けることに驚きしかありません。修学旅行やその時の盗撮騒ぎ、三玖の積極性、変装して「零奈」と名乗った五月、転校後に風太郎と再会した時の四葉など、これまでのストーリーの隙間を見事に埋めていきます。中でも、ラストでの四葉のブランコシーンは、心情的にも映像的にも最高すぎます!四葉の胸の内を考えると目頭が熱くなります。このすばらしさは、本作だけでは絶対に伝わらないので、事前にテレビ版と昨年の劇場版でしっかり予習しておくことを強くお勧めします。
キャストは、松岡禎丞さん、花澤香菜さん、竹達彩奈さん、伊藤美来さん、佐倉綾音さん、水瀬いのりさんらテレビ版と同じ鉄壁の布陣。本編終了後にこの6人によるスペシャルトーク映像があり、上映後には竹達彩奈さんと伊藤美来さんの舞台挨拶ライブビューイングがあり、アニメさながらの和気藹々としたムードやキャラクターや作品への深い愛が伝わってきました。また、作品にまつわる話から、本作で描かれたエピソードが原作にあることを初めて知りました。なるほど、だから完結したストーリーにこれだけしっくりハマる続編を作ることができたのかと合点がいきました。こうなるとまだアニメ化されてないエピソードの新作を期待したくなりますが、一方で初めからテレビ版で描いていてくれたら…とちょっと複雑な気持ちになりました。
伊藤美来さんの舞台挨拶のせいで、四葉の水着がメロンにしか見えなくな...
正直映画館で観なくていいやつ
定番の楽しさが安定している‼️❓
「最高過ぎる」
全26件中、1~20件目を表示