「衰退日本が抱える安値指向と、その裏に潜む課題を浮き彫りにした悲喜劇」縁の下のイミグレ 白い風さんの映画レビュー(感想・評価)
衰退日本が抱える安値指向と、その裏に潜む課題を浮き彫りにした悲喜劇
昨日より公開された作品です。
「安い物が良い」。そう指向するその背景で、技能実習生という名のもと搾取される外国人奴隷制度と、失われた三十年と呼ばれる日本経済の没落の闇を、飄々とした行政書士やお馬鹿二世議員、熱血青年などが好演、楽しめる、そして考えさせられる映画でした。
つい安い物をと選んでしまうわたくしですが、今日は少し高くても質の良いものをと購入しました。ささやかなところから、一隅を照らす灯として、日本の復興に、次代への明るい未来へと繋がることを祈っています。
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