グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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¥☆%4〆♪◻︎(言葉にならない)
にわかに信じ難い…これが実話なの!?
養成期間がどれくらいあったかまでは描かれないが、エンディングの本人を見るに若く見える。いや、幼いと言ってもいい。F1レーサーになるまでに1年。その1年の間に6戦こなして4位に食い込む。
…嘘だろ?
家庭用ゲーム機で遊んでた子供が、頭のネジが何本もぶっ飛んだ狂人達を抜き去って4位??
それだけでも凄い事だと思う。
作中では前哨戦みたいな扱いだったけど、彼のコレまでを考えると、どれほどの才能と可能性が眠っているのか予想もつかない。
凄い時代になったもんだ…いや、GTってゲームの革新的かつ画期的な使い方を見出したって事なのか?1番最初に声を挙げたやつが1番イカれてる。GTってゲームに新たな可能性を見出した。いや"本来の"なのかもしれないが。
当初、チームエンジニアは言う。
「バカげてる。お前達に可能性がないって事を証明する為に、俺はここに居る」
当然のリアクションだ。彼にもプライドがある。
家でレースの真似事をしてた奴らが通用する程、甘い世界じゃない、と。
だが、彼は生き残った。
自分の可能性を証明し続けた。
このチームエンジニアが素晴らしく…台詞がいちいち味わい深い。
デビュー戦なんかには
「朗報だ。誰もお前に期待しちゃいない。気楽にやれ」とか言うし「メカニックは全員、お前の事が嫌いだ」とか平気で言う。
だが、その目に嘲りや蔑みはない。
むしろ「気負うな」と伝えているようだった。
白熱するレースの描写は素晴らしいし、スピード感を損なわない台詞のカットインは見事だ。俳優陣も抜群の臨場感を与えてくれる。
レース描写だけでも超一線級だと思える。
とあるレースで「前の車と6妙差」って台詞がある。
カメラはコースの真ん中に据えられ、右側を1台目がかっ飛んでく。見た事もない速さで小さくなっていく車体。爆音が遠ざかっていく…チッチッチッ…俺の中で秒針が動いたような気がした。もうすでに車体は見えず、エキゾーストノイズの残響だけが微かに尾を引いて聴こえる。その刹那に左側をかっ飛んでいく2台目。空気を切り裂くってのはこういう事かと直感で理解する。
おそらくコレがレーサーの感じる「6秒」なのだと思う。映像表現なので、実際は4秒くらいのカットだったのかもしれないが、途轍もなく長い。
先行した車を抜き去る可能性など微塵も転がってないような時間が経過する。
俺の中で「GT」と言えば、真っ先に思い出すカットになった。
新人らしからぬ…いや、ゲーマーだった事が信じられず、まるでレースの申し子のような、コースに愛されてるとも思える彼は事故を起こす。
その事故に巻き込まれ観客が死亡する。
想定外の経緯でレーサーとなった彼の真贋は問われプロジェクトは潰れそうになる。
事故ったコースに彼を連れ出すチーフエンジニア。
彼も過去に事故を起こし引退したと打ち明ける。
彼は「俺はそこで自分の才能を確かめるチャンスを失った。諦めたんだ」と吐露する。
お前は諦めるなと、キーを渡すチーフ。
このリハビリとも思える時間が泣けてくる。
「ゆっくり走れ」
ゆっくり走ってる間にどんな会話をしたのだろう?
「いいぞ、スピードを上げろ」
彼の情熱とか本質を再認識させるような温かく静かな時間だった。
作中では復帰戦がル・マンのように描かれてた。
そう、かの有名な24h耐久レースだ。
…コレ、ホントなの??
レースがどんなスケジュールで行われてるのか知らないけれど、何となく思うのは1年の間に全てのレースが行われてるって事だ。
いや、ちょっと想像もつかない。
2年と経たない間に、フリーターがル・マンを走るなんて、そんな奇跡のような事があるのか?
レース前に訪れる父親との再会にも涙する。
父と彼は幾度となく衝突する。
そりゃそうだ。大学にも行かずゲームばかりしてる息子の将来を心配しない親がどこにいる。
彼はようやく父の理解を得る。
息子の前で、泣き顔を見せまいと意地張って堪えようとする父の泣き顔が印象的だった。
ル・マンが始まる。
主人公が好んでプレイしていたコースだ。数えきれないくらい、何千回とプレイしたらしい。
チーフエンジニアが彼を認め始めたのも、その何千回に及ぶ経験の発露だ。
ようやく加速のGにも慣れた頃にブレーキの違和感を訴える。一笑にふされるのだが、実際ブレーキはトラブルを抱えてたようだ。
でも、ちょっと待て。
GTってソフトは、そんなものまで再現するプログラムを組んでたって事か??
開発者達の尋常じゃない拘りを感じるエピソードでもあった。エゲツない。
比較的上位をキープするチーム。それだけでも偉業だとは思う…煤に汚れていく車体が時間経過を現す。
レース終盤、ピットでの痛恨のミス。大幅に順位が下がる。13位とかだったかな。
諦めない主人公。超人的な集中力を発揮しだす。彼はZONEの住人なのだ。
「自分のルートで走る」と彼は宣言する。
勿論、止められるのだがチーフエンジニアは「ぶちかませ」と答える。
みるみる順位を上げていく。ピットは熱狂の渦だ。
ここに来てコースレコードを叩き出す!
嘘だろ!?
ル・マンのコースレコード??
世界最速の男…いや、歴代最速って事だろ??
車の性能が違うから歴代最速は語弊があるか。でも、優秀するより難しい事のような気がする。
なんていうか…1番にゴールしたのはA、でも1番速かったのはBって図式が生まれる。
0.01秒の差を競うレースで「最速」の称号ってのは、これ以上ないくらいの栄誉だと思えてしまう。
…実話なんだとしたら開いた口が塞がらない。
実際、俺の口は塞がってなかった。
最終コーナー、競り合うのは初戦から因縁のあるレーサーだ。競り勝ち3位入賞を果たす。
…表彰台じゃん。シャンペシャワーじゃん!
なんて綺麗な伏線回収!1位じゃないところがむしろリアル!!と、書いてはいるが、リアルなの!?とも思っちゃうほどにミラクル!
フラッグが振られた時にチーフエンジニアが「やりやがった」と呟き、ヨロヨロと倒れる。
腰を抜かすってこういう事か!
彼のそのリアクションで、ル・マンで3位って事実がどれほどの偉業だったのかと気付かされる。
やっぱり、この俳優さんは素晴らしい!!
彼はいまだ現役で本作のスタンドインもやったのだとか。不世出の天才じゃないか…。
それを発掘した「GT」って凄ぇな。
今でもこのシステムはあるのだろうか?
あっても無くても「グランツーリスモ」ってソフトはゲーム業界だけに留まらず、どんな進化を遂げているのであろうか?
ゲーム開発者でさえ予想だにしなかった未来。
優れたシュミレーターとしての「GT」それだけでも漫画のような話なのだが、そこに加え主人公の成長や栄光、恋愛もそうだし、家族との邂逅や、ライバルとの衝突、チームエンジニアとのバディ感とか、何よりレースの臨場感!
めちゃくちゃ面白かった!
ゲームが元の話と侮るなかれ、バディ物としても超一級の作品だった。
そして、ふと思う。
巷ではFPSの大会などが頻繁に行われてる。
あの銃を構えて、戦場を戦い抜くゲームだ。
このGTの観点から言うと、アレって…優れた傭兵を養成するゲームなのかなって考えたりする。
…いや、さすがに無理があるかw
クルマ好きにはたまらん!
熱く観させてもらった!
夢物語だなぁと思いつつ、がっつり応援してしまう!
観て損なし!
主観ですがそっかぁぁと思ったところ。
ありがちな日本の企業の描き方…涙
彼女はもう少し可愛い子でも…涙
クルマで映画館行ったので帰りはいつもよりアクセルを
踏み過ぎたかもww
ゲームうまいやつがレースやったらうまかっていうただそれだけなのに
展開早すぎて詰め込みすぎじゃないかと思いながら見てましたが、終わってみたらこれで良かったのかもしれません。
レース外のパートをだらだらと流されるよりはいいのでしょう。
それよりもレースの迫力感やスピード感が素晴らしかったです。というか何が面白いのかと聞かれてもそれしかない。深く考える映画ではありませんね。
全てのゲーマーに観てほしい!
ゲーム好きなら是非みんな観てほしい!
結論から言うとめちゃくちゃ面白かった。
終始映画の世界に入り込んで寝る暇もない。
今まで数々のゲームをこなしてきたが、グランツーリスモはプレイステーションのゲームとして名前は耳にしたことがあるがプレイしたことはない。(任天堂ばかりに目が行きすぎたか)
あんなにも完成度の高いシュミレーションゲームだったとは。。
さすがJAPANクオリティのゲーム。映画の中でも日本のクリエイターや東京が何度も出てきたが、日本人として誇りに思う。
そしてグランツーリスモ、やりたくなりました。
この映画はとにかく内容が面白すぎる。
なんてったって、これが実話だからさらに面白い。
というか、10年以上前の実話だがその時の自分一体何をやっていた?
GTアカデミーとかジムゲーマーを本物のレーサーにさせるとか、こんな面白いニュースなぜ知らずにスルーして生きていた?と自分に問いたい。
たぶんこの映画、オーランドブルームの存在感が強い。彼がいるだけで目立って面白くなってる。
やはりオーラが違うな。彼はイギリス訛り(カンタベリー?)の英語がなんといってもカッコいい。
オーランドがいなかったら無名ばかりでちょっと存在感ゼロの内容が面白いだけの映画だったかもしれない。
途中、主人公のヤンが事故を起こすのだが、その前に意中の女性とクラブでいちゃついてたから、(女にうつつを抜かしてたからだろ、だらしない!練習しろ!)とは思った。
こういう話で恋愛に持ち込むのは勘弁してほしい。
そういうシーンもいらん。男らしくレースだけしてろ。
父親が今までゲームばかりする息子にやれやれしてただけで「何も支えてやれなかった」「お前は夢を叶えた。誇りに思う。」と、涙するシーンがあるのだが、
「プレイステーションというのはよく分からないんだが…」というセリフにはクスッとした。
親からするとやはりそうなのかもしれん(笑)
主人公がちょっと正気があるようでなさげな青年で、本物のヤンの方がなんかカッコよくて魅力的だから、本人はスタント出演だけじゃなく本人役で出ても良かったのでは?とは思った。
演技力はさすがにないかもしれんが。そっちの方が面白そう。
とにかくここ最近観た映画の中でダントツ面白かったのは間違いない。
ただ、映画の帰り道に運転する人へ一言。
テンション上がって、自分もレーサーになった気分でブーーン!!とやりたくなるがそこは抑えて、公道は安全運転で走りましょう。
スポーツエンタメ映画の定番展開ながら、興奮と感動は本物
実話ベースの話だ、という予備知識はある。
なので、映画の「ゴール」は「(一定の)成功」であることは間違いない。
レーサーとしてのスタート、勝利、そして挫折、そこからの復活、というメインストーリーと併せて、
父親との関係回復、というサブストーリーも描く。
要は「定番展開」ということ。
でも、こーゆー展開になると分かっていても感動しちゃうんだよね。
特に、ラストの表彰台のあたり、
映画「ヒート」のエンディング曲が流れるあたりが最高潮。
(てっきり、本作の音楽担当はヒートと同様、エリオット・ゴールデンサルかと思ったが違うんだな)
(ヒートの曲を使うなんて、安直だな、と思わなくもないが、大好きな曲なので、文句は言わない)
(あと、脚本の苦しさも上手くゴマかせなかったのかなあ、とは思う。アカデミー卒業レースでは「トップのみ合格」だったのに、ラストではル・マン耐久レース直前に「2位3位のヒトもレースやってました」って単に「やってた」じゃなく、ライセンスとって、ル・マンに出せるぐらいの実績って、「トップのみ」という話はの何だったの?って思ったりする。まあ、実際のところは、チームで2〜3人のレーサーを抱え、同時に走らせるので、GTも同様に複数人合格させて、主人公と同様にレーサー活動させてたんだろう。まあ、そういう脚本の苦しさは「勢い」で乗り切ったワケだが。)
決して、賞レースに絡む作品ではないが、エンタメとして誰しも、いつの時代でも楽しめ、「夢を諦めない」という(ありがちな)テーマを描いた作品として、普遍的価値のある映画になったと思う。
興味なくても号泣
ピカデリーのクーポン持ってる、何観ようかな…のテンションで、たまたま時間が合って評価も高かったので鑑賞に至っただけです。
車もゲームも興味なし。F-1は一時期見てたけどグランツーリスモってなに?ていうレベル。この映画の存在は当日知りました。
なにこれ?
とんでもない傑作なんですが!!!!
とてつもない角度からのサクセスストーリー、師弟愛、家族愛、ずっと号泣してました。
Dolbyで見たので音響やビジョンも最高で世界に没頭できたのも良し。
東京の夜景が好きな私にはうれしいカットも(ヌーブに久兵衛はいらなかったと思うけど😅)。
最後のシーン、ゲームを作るための撮影シーンなどはグランツーリスモ好きにはたまらなそうですね。
残り☆0.5はもう少し日産本体との絡みのシーンがあったらなと思った次第。
本当にエンターテイメントっていいですね。
考えるな!反応しろ! 〜 その夢を叶えたい
幼い頃からレーサーに憧れていた青年ヤン・マーデンボローをアーチー・マデクウィが魅力的に演じる。次回作が楽しみな俳優さんの1人に。
GTアカデミーを立ち上げた日産マーケティング担当役員ダニー・ムーアをオーランド・ブルームが、彼にスカウトされ、GTアカデミーの指導者となるジャック・ソルターをデヴィッド・ハーバーが熱演。
過酷で壮絶なカーレースシーン、コックピットに座るレーシングドライバーの心理描写に思わず両足先に力が。( 気分はカーレーサー 🏎️ )
息子を信じ見守る父( ジャイモン・フンスー )と母( ジェリ・ハリウェル・ホーマー )の姿、息子ヤンと交わす愛情に満ちた言葉に涙腺が緩んだ。
ー 無でありながら全てがある
ー ヤン!お前なら出来る!
映画館での鑑賞 ( IMAX 字幕 )
コーチとヤンの関係が良かった。
グランツーリスモはやったことがないけど評判が良いそうなので観てみた。実話と聞いて日産凄いな!と思った。ゲーマーが実際のドライバーとしてレースに出るなんて発送か既に面白い。車にもレースにも興味は無いが気付いたら頭を曲がる方へ傾けている自分。話しは挫折からの復活と予定調和で分かりやすくて良い。フラッシュバックからのコーチの助言で復活するところがお気に入り。つーかル・マン耐久ってとんでもないレースだと知った。オーランド・ブルームの演技が凄い良かった!
設定が胸熱!
見下していた奴らを見返していく構造の物語で、ゲームをバカにできなくなる。主人公もスゴいが、何より、グランツーリスモの再現力が如何に凄かったかを痛感できました。
一個だけ気になったのは、ジャックの叱咤で、どうして主人公のトラウマが解けたのか、音楽を掛けて、怒って、心の何が動いたのか分からなかった……。
ゲームではないシュミレーションの頂点をつかんだ人間のドラマ
映画ではない実話のドキュメンタリー。
〇ストーリー
主人公ヤンは5歳からスポーツカーのレーサーになることを決め 全くの偶然からその才能と努力でプロのレーサーの教育システムGTアカデミーの権利を勝ち取る。
家族の反対からはじまり、レーサー教育の場となる。GTアカデミーのチーフ・エンジニア、ジャックからも反発を受ける四面楚歌のスタート。やがてジャックはヤンの最大の理解者になるのだが・・・。
〇映像と音
CGなのか実車なのかが区別ができないが、ふとしたシーンでシュミレーションゲームのような映像が重なる。本当のレースなら今の順位がどこかなどわかるのは難しい。
コースのラインどりなども画面に出て、映画なのにゲームの画面を見ているような感覚になる。空中からの撮影、コースすれすれの路面撮影、レース場の独特な雰囲気の100万分の1秒を競う。全身の神経が画面に吸い寄せられていく・・・。
現在の最先端のテクノロジーの集合されている映像ですね。
音についてはもう150点です。異なる映画館に出向いてこの映画を見ました。
なにが一番違うかというと音なのです。具体的な映画館の名は伏せますが、それを体験するだけでもこの映画を見る価値があると思います。
〇ヒューマニズム
いろいろなシーンでの会話に感動しました。
・ヤンの父との会話・・・(対立と涙)
・ヤンの母は「わたしのヤン」と・・・・母親は子に対していつもこう思っているのが
伝わってきました。
・ジャック・・・・たくさんありすぎて書けません。ぜひ映画をみてください。
素晴らしい・・・もう一人の主役ですね・・・。
〇驚き
・この映画のストーリーは実話ということですが
実は日本でも同じ経験をされた方がいるようです。
名前は出しませんが グランツーリスモで世界チャンピオンになりその後プロのドライバ ーになった方です。
〇シュミレーター
・飛行機のパイロット育成時にはフライトシュミレーターを利用して各飛行場のシーンに対して訓練するそうです。
・宇宙飛行士の訓練でもシュミレータであらゆる条件を想定し対応力をつけるようです。
・実機と遜色ないリアリティを求めたシュミレーションを完全に理解した人の感動の物語
レースの緊迫感、迫力がすごい!
ゲームは昔、多少やってました。車はあまり詳しくありませんが、レースシーンは白熱しました。特に、最後は感動して泣けました。なにより、日本車や日本のゲームが世界に愛されるのは誇りに思います!
良かった点:
・カメラワークが、ダイナミックでスピード感があり、迫力がありました。ところどころ、ゲームを想起させる演出も面白かったです。例えば、順位が表示されたり、ゲームでもこだわりとされる車のエンジンが映されるところなどが熱いです!
・ストーリーはよくある感じですが、こういうのでいいと思います。主人公が師匠とともに努力する様や、大きな挫折を乗り越えていくところが良かったです。
特に主人公が、ゲームでは絶対起こり得ない事態を経験するのは、作品として上手いと思いました。
恋愛描写は抑え目で、焦点がブレてないところも良いです。
・ラストの追い上げや、デッドヒートは熱いです。ヒリつくような緊迫感!主人公の目ヂカラと鬼気迫る表情に、私も主人公と同じ気持ちになってました。
etc、良いところは沢山あります。
悪かったところ:
・なぜ、グランツーリスモのテーマソングが流れないのでしょうか?T_T
一応、一瞬だけ流れたような気がしますが、、
そこだけが惜しいです、、
総評:王道のストーリー展開ですが、役者の演技力と魅せ方が一級品の映画でした。
私の中のリアリティーが追いつかない
妻と一緒に観ました。妻はとても楽しんだようです。残念ですが私はそれほど楽しめませんでした。私の中のリアリティーが物語に追い付きませんでした。
私はストーリーにこんなことを期待していたようです。
「超絶ゲーマーであってもレーシングカーをあんなに簡単に乗りこなせて欲しくなかった。もっともっと過酷なトレーニングを乗り越えてこそ乗りこなせる化け物であって欲しかった。」
「観客1人の命を奪ってから、あんなに短時間で気持ちを切り替えて欲しくなかった。人の命の重さにもっともっと苦悩して欲しかった。」
「あんなに簡単にレースに勝って欲しくなかった。レースは主人公の才能だけでなく、チームの総合力が試される場であって欲しかった。」
実話のおいしいところ、ポジティブなところ、泣けるところを上手に拾い集めて作り上げた、とてもお金の掛かったプロモーションビデオを観ているようでした。第9地区のニール・ブロムカンプが監督していることと実話を元にしているという前情報から、私好みの物語を期待しすぎていたのでしょう。
妻には「どうしてあなたはいつもひねくれた見方なの?」と言われます。私もひねくれないで観ていたいのですが、頭の中のリアリティーを追い求めてしまうのです。
ゲーム映画と侮るなかれ。ド迫力レース×人間ドラマの超名作!
GTなんてストーリーもないのにどう映画化するんだろ…と思って期待せずに鑑賞。結果、想像を超絶上回る超名作でした。GTを知らなくても全然楽しめるから是非万人に見て欲しい。
レースの面白いとこだけ詰め込んだレース映画に、親に理解してもらえない若者がチャンスを掴んで師匠や仲間と成長するストーリーをうまく絡ませてる。レース中は映像も音楽もめちゃくちゃ迫力あってかっこいい。ゲームをやってる時の追い抜く爽快感、追われる緊張感、ゴールした時の安堵と達成感を久々に思い出した。
ストーリー面ではクラッシュ→ウォークマン「これは俺が教える」→事故現場での話→親父との再会、の流れは神がかってる。あとアカデミーのライバルとの再会と「お前は悪くない」の流れ。なんだお前めちゃくちゃいいヤツじゃねーか。泣くだろ。まさかGTの映画で涙する日が来ようとは、26年前コントローラ握ってライセンス取得に四苦八苦してる時には想像もしなかった。
そんなわけで見たら絶対感動できるので、GTを知ってても知らなくても是非見て欲しい。
オーランド・ブルームは時々ちょっとゲス味出すのに結局いいヤツで美味しい役だな、と思った。
寿司屋の大将
劇場で吹替鑑賞。
ストーリーもわかりやすく王道で楽しめます。
気になったのはレースシーンにちょいちょいps5実機映像を挟んでる気がしたのは
わざとなのか遊び心なのか、よく分からなかった。(ゲームプレイシーンではないよ)
音は普通の音響スクリーンで観たので普通。
個人的にはサブスク鑑賞で充分だと感じた。
永遠になろう
先日、鑑賞してきました🎬
ヤンの夢をあきらめない姿勢、良いですね。
それを支えるジャックやダニーとの絆が深まっていく過程もベタですが、なかなかいいです😀
中盤過ぎたあたりで、ヤンがレース中に事故にあって観客に犠牲者が出てしまい、すっかりふさぎ込む彼。
それを、過去の話をしながら説得するジャック。
最終的に、自分たちの実力を証明する為にル・マンでの表彰台を狙うヤンのチーム。
プロになってから、因縁のあるキャパを僅差で破って見事入賞❗
冒頭の父スティーブとの「ライン追えよ」
「皆ラインを追う。だから僕は自分流で、アウトからいく」のシーンが回想され、ジャックに
「自分流でアウトからいく。僕を信じてくれ」というくだりは粋な演出でした。
オードリー役の方も、きれいな女性でした。
目が素敵な感じです🙂
車のクラッシュシーンは、かなり派手にふっ飛んでいて、普通は3回ぐらい死んでる気がしますが、これは映画なのでね😅
グランツーリスモファンの方は必見です❗
映画としては面白かった!
ただし、実話「ベース」というのは忘れないようにしたほうがよいです。だいぶ話盛りましたなぁという感じです。
それでも、シムレーサーを本物のレーサーにした試みはすばらしいと思います。
グランツーリスモはPS2までしかやったことないし
どちらかと言えば手軽に楽しめるリッジレーサー派です。
しかしこの映画はゲームのプレイ経験有無は関係なく
話が進むに連れ胸熱展開が待っている。しかも実話。
ビデオゲームに関しては家庭内で不遇の立場にあるゲーム青年の
サクセスストーリーって言ってしまえば良くある話だけど
ゲームの世界から実際のレースに出るって普通に考えたら絶対無理。
実車の挙動制御や横Gなど室内でのプレイとはまるで違うはず。
まあ実際にやってのけたのでゴチャゴチャ言っても仕方ない。
映画としては話の進め方、映える画面、音響、F1聖地巡礼など
どれをとっても申し分ない。オリノコ・フロウも久々に聴いたぜ♫
しかもSF専門かと思っていたニール・ブロムカンプ監督だったとは!
色々熱く語りたいけれどそれは他レビューを見てください。
そんな中で唯一気になった事。
シルバーストーンでの最終選考に残った5名ですがこの中に
K国の方おられましたよね?
最終レースではほぼ無視され透明人間レベルの存在感。
監督はK国嫌いなのでは?と思ってしまった。
実話なので仕方ないが日本人不在も残念。
それと吹替版を鑑賞しましたが旬のタレント、お笑い芸人不在の
プロ声優による理想の吹替でした!棒読み台詞がない幸せ。
逆に言えばこの映画がそれほど話題になってないから
そんな忖度が不要だったとも言えますが
これはゲーム好き、車好きは観ないと勿体ない。
IMAXでもう一度観たいと思います。
追伸:来週からIMAXレイトショーがなくなるようなので早速観に
行ってきました。やっぱりこういうジャンルは音響がモノを言う。
本物のレースでは隣と会話ができないくらいの爆音ですが
それを再現するとリタイア続出するかもしれないのでエンタメ映画
としてはこれで正解だしそれでも臨場感は抜群です。
MX4Dも観たくなってきた。
やっぱしレース場面は盛り上がる。
追い抜きながら順位を上げていくごとに、 「ヨシ、ヨシ、ヨシ、ヨシ、イケエエエー」 とサーキットで応援する観客になりきって盛り上がる。
特に金持ち金ピカ傲慢ヤローを追い抜く場面では 「ザマーミロ、このターコ」と気分爽快。
2時間しかないからトントン拍子で話は進む。ドラマ、エピソード、ハプニング部分はアッサリ薄味。 当然、挫折なんかにつまずいてウダウダ、ウジウジしている暇はない。サッサと立ち直って前を向く。勝利と栄光と映画のエンドロールに向かってゴーゴーゴーゴー突っ走る。
ル・マン24時間耐久レースも、 いきなり優勝しちゃっても(事実とは違うしリアリティ無いけど)僕的には全然OKだった。けど、まあいいか、3位だし表彰台立ったし。
・・・という映画ですね。 かなぁ?
全83件中、41~60件目を表示