グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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GT-Rの疾走感を体感せよ
世界的人気のドライビング・ゲーム『グランツーリスモ』をモチーフにした、実話に基ずく作品。『グランツーリスモ』のゲームを愛してやまないゲーマーが、そのゲームの腕前を買われて、実際のレーシング・ドライバーとなって、あの24時間耐久レースの『ル・マン』で活躍する物語。
本作の見所は、やはりレーシングカーの疾走感にある。そしてに何より、日本人にとって嬉しいのは、主人公のレーシングチームが、ランボルギーニでもなく、ポルシェやフェラーリでもなく、NISSANということ。しかも、自分達が20代の頃の憧れの車だった、『スカイラインGT-R』の流れを継ぐ『R35型 日産 GT-R NISMO』が撮影に使用され、「日本・日産ここにあり」的な様相で展開されることだ。
最近は、若者の車離れがよく言われ、SUVやボックスカーが主流となる中、クーペやハードトップに憧れて育った時代の者としては、映画の中で、『スカイライン』や『フェアレディ―Z』が、こうして脚光を浴びるのは嬉しいもの。
内容は、オタク・ゲーマーだった青年が、周囲からの様々な誹謗中傷や大事故、挫折を経て、レーシング・ドライバーとしての成長だけに焦点を当てた、レーシング界を舞台としたベタなサクセス・ストーリーではある。しかし、実話である分、こうした作品によくある無駄な友情や恋愛話は、過度に脚色されていないのがいい。そしてその分、ストレートなテーマが浮き上がり、映像に同化できる作品となっていた。
映像も、時速300kmを超えて疾走するモンスター・マシンの様子を、どこまでがCGかリアルなモノか分からないほどの迫力で呑み込んでくる。ただ一つ、もう少しレース中のドライバー目線の映像を盛り込めば、より死と隣り合わせで疾走するレーシングカーの緊迫感と臨場感が、体感できたのではないだろうか。
出演者には、アーチ・マデクウィが、オタク・ゲーマーから、レーシング・ドライバーへと成長していく青年・ヤンを演じている。そのヤンを支える脇には、嘗ては、若きプリンス的な役柄の多かったオーランド・ブルームが、中年オッサンの『GTアカデミー』の創設者を演じ、ヤンの指導役・ジャックには、『ストレンジャー・シングス』のデビッド・ハーパーがいぶし銀な役を演じている。
アライブフーンの勝ち
同名ゲームの宣伝映画のようでした。ある人への贈り物でSONY製品が出てきた時にはちょっと失笑してしまいました。
主人公の成長を丁寧に追っていくというのはこちらも感情移入できて良いのですが、途中の「それいるか〜?」というエピソードのお陰でイマイチ盛り上げれません。
例えば父と息子の関係。ゲームやってる息子と父親は大体揉めてるものですから、このエピソード入れとけみたいな会議で決まった脚本にもはや我々は飽きてしまいました。
お金をかけたCGも「このCGいる?」というところが多く、逆に肝心の場面のCGはちょっと残念なクオリティであったこともこの映画が燃えきらない要因でした。
制作段階からアライブフーンのパクリなのでは?という疑惑の噂がありましたが、パクリではないと思います。見ればわかりますが全然違います。
アライブフーンはレースや映画への愛に溢れ、グランツーリスモはソニーのお金に溢れ…涙
両方見てどう違うのか楽しむのも良いと思います。
見終わった後の興奮が止まらない
完全に期待を上回ってきた。ラストのルマン24時間耐久レースでは、アドレナリンが出っぱなしで、涙も脳汁も出っぱなし。ニール・ブロムカンプ監督が繰り出すSFエンタメテクニックには、驚嘆と感動しかない。
ニュルブルクリンクのアクシデントのリアルな描写には、息が止まった。それだけじゃなくて、アクシデント後の人間ドラマがエグい。とんでもなくヘビーな精神へのダメージが伝わってきて、ここで物語が終わっても仕方がない。そんなことを思わせる。
どん底に落ちたヤンに復活のきっかけを与えるジャック・ソルターの振る舞いがにくい。表情と言い、セリフといい鬼教官の魂の叫びが静かに発せられる。デヴィッド・ハーバーにアカデミー助演男優賞をあげたい。というか、僕が勝手に上げちゃいます。
音楽の使い方もめちゃくちゃいい。ジャック・ソルターの大好きな初期ブラック・サバスの『Paranoid』『War Pigs』がかかるかと思えば、ヤンのお気に入りは、なんとKenny G.の『Songbird』。元祖heavy metalとスムーズ・ジャズの旗手の組み合わせなんて誰が考えた? どっちも自分のフェバリットだから、文句無しなんだけど。
レースシーンの没入感は、今まで見てきた作品の中でトップなのは間違いなし。見終わった後の興奮が全然収まりません。
圧倒的!
IMAXレーザーにて鑑賞。迫力満点の映像と音響が堪能出来ました。最高でした。是非、デカいスクリーンで前寄りの席で鑑賞することをお勧めします。
鑑賞前はアライブフーンの二番煎じだろ、と多少ナメていました。ごめんなさい。フォードvsフェラーリ寄りでした。
実話ベースのストーリーは理解しているのですが、そこからくるのだろう迫力や緊迫感、葛藤、メンタル等々はリアルでした。応援上映したら盛り上がるだろうなあ。
日産とソニーの本気具合を垣間見るようです。
(追記)
MX4Dでの吹替版も鑑賞。吹替版の方がいいです。ヤンの松岡禎丞、ジャックの三宅健太、ダニーの三木眞一郎、それぞれハマり過ぎ。特に松岡シャウトは無敵。感情移入が半端なく、です。で、演出が三間雅文で納得。他にもVART、voice actors racing team、の声優さん沢山でさらに納得でした。
なお、動きに関しては正直、イマイチ。話にハマっちゃうのもあるが、サーキットの動きならではなのだろう。もし、これがラリーやドリフト(w)なら、と思うと、、、w
いや、楽しい。久しぶりに何度も映画館で観たくなる作品です。
(追追記)
ドルビーシネマでも鑑賞しました。やはり、ドルビーアトモスならではの身体に響くエンジン音、透明度を増したBGM、クリアに聞こえてくるセリフ等々は抜けています。観るならドルビーシネマが最高でしょうか。
また、字幕→吹替→字幕と鑑賞したことでいろいろと見えたことも結構ありました。
ド迫力のエンジン音❗️命懸けのレースに胸が熱くなる❗️
超超超面白かった!
感動した!
目頭が熱くなった!
大当たり映画でした!
これが実話なんだから
本当に衝撃です。
(頭を2、3回ガツンとされた感覚!)
子供の頃流行った
スーパーカー消しゴム
みんなで休み時間に
机の上にコースを作って
スーパーカー消しゴムで
必死になって遊んだ頃を
思い出した。
(当時はボールペンのバネを利用して
動かしてました。懐かしい~)
いつの時代も
カーレーサーは
我々のヒーローです。
選ばれた者のみがなれる
カーレーサーの世界
「ゲームのチャンピオンは
本当のカーレーサーにはなれない。」と言われ
散々馬鹿にされる主人公
それを
天才的な感性と圧倒的な実力で
跳ね返していく姿に
思わず胸が熱くなりました。
主人公の
精神的成長や親子関係を
丁寧に描いていて
とても見応えがありました。
ド迫力のエンジン音と
命を懸けたレースシーンは
激しく魂を揺さぶられました!
間違いなく
「よっしゃ!やってやるぞ!」
と思わせてくれる映画です。
仮装と現実の狭間で
この映画はヤン・マーデンボローのサクセスストーリーであって、決してグランツーリスモを全面に出した映画ではない。この事を踏まえてみて欲しい。
ストーリーはさて置き、この映画何を目指していたんだろう?ヤンのレーサーへの道ならばもっと葛藤とか人間性をもっと描居た方が良いし、グランツーリスモに目を向けるならば最もシュミレータとしてのグランツーリスモから出現した、リアルレーサーを描くべきだし
なんかどっちつかずな感じが残念かな。
レースシーンは楽しいんだけど、仮想と現実の狭間で
今後このゲームがどういう風に変わっていくのだろう
ちなみに私はプレイステーション2まではやっていました。確かにリアルだし、ここから将来的にはレーサー出て来るんだろうなぁと思ったことが現実となった。
恐らく操縦ものは今後もでてくるだろう。
見て損はないけど、SONYのことなので、3D空間に対応した、家庭用作品だろうとおもうので、その時まで待ってもいいかな。見るならばatmosかimaxで見た方が良い。
ゲームの天才が世界に勝ってしまった成長実話物語
この映画を見ていると、日本がいかに世界を牽引しているかがよくわかります。日本で開発された「グランツーリスモ」というゲームソフトは、ソニーの大ヒット商品であり、その優秀性が画面いっぱいに表現されています。また、日産については、世界10位のシェアを誇る日本の大企業です。いわばこの二つの企業があったればこそ、天才ヒーローが誕生したと言えるかも知れません。この素敵な縁によって、ヒーローは勝利を勝ち取ったのです。そもそもゲーマーがどうやって、現実のレースで勝ち上がれるのか疑問でしたが、彼らは現実のレースに順応するために、それはそれは凄まじい訓練を重ねています。それがあったからこそ、勝つことができたのでしょう。レースにおいて最後の勝敗を決めるのは、直感のセンスとメンタルの強さと言われていますが、それを見事に実現した天才ヒーローに、ただただ大拍手を送りたいです。レースの中で極限状態になると、周りがスローに見えて、自分の進むべきコースが見えるという件がありますが、それは宇宙の自動操縦の力だとしか思えません。何ごとも極め尽くすと達人の領域に入ると言われますが、それはきっと宇宙の力の領域なのでしょう。あと、映画の中で何度か泣けるところがありました。父親と本音で触れ合った時の美しいシーン、勝利の栄冠を勝ち取った時の爆発的な喜びのシーンは忘れられません。そして指導者が果たせなかった夢を、若き天才が果たすという師弟ストーリーは、人生の最高の醍醐味の一つと言えるかも知れません。
追記 天才を育てる秘訣は、好きなことやらせるのが一番ですね。
色々な挑戦から生まれたサクセスストーリー
良かった点
○レースの臨場感がすごい!
実際にレースを見てる感覚になりました!
これは映画館でしか味わえない音と迫力のおかげです。
○声優陣が豪華主人公の松岡さんそのまわりを
三木眞一郎さん、三宅健太さんなど有名人を無駄に
起用せず声優陣を起用してたので違和感なく見ることが
出来ました👏声優のみなさん熱い作品を作り上げてくれてありがとございます!!
○ストーリーが分かりやすく熱い!
ゲーマーがプロレーサーになるという単調な話ではなく
周りからや家族からも反対されてたことを夢に向かって
走り続ける主人公の姿に最後は涙しました🥲
日本のゲームから世界で夢を掴む人が現れて嬉しいですね!素晴らしい試みだったと思います!!
てか、あれオーランド・ブルームだったのね👍
何も期待しないで見たら、思いのほか良かったです
手に汗握る大迫力!
ホントに実話!?スゴい!
勝手な偏見を捨てればリアルもゲームも変わらないという結論?
シミュレーションゲームの精度が極めて高くないとあり得ない話かと思うが、パイロットが実際の訓練でフライトシミュレーターを使うということを考えれば、体力や体感の部分で慣れれば全然あり得る話なんだと思う。
本作は実話をベースにしつつ多くのフィクションも織り交ぜているが、挫折を乗り越えての栄光というベタな展開はシンプルに心を打つものがあり、年齢的なものかも知れないが、子供の夢をサポートすべきか、安定の職につかせるべきかなど父親の葛藤には強く共感するものがあった。
映像もCGと実写が綺麗に融合していた印象だが、車体がひっくり返る(いわゆるバックフリップ)したシーンだけは極端に完成度が低く見えたので勿体無い気がした。
モータースポーツは資金があるチームが勝つ典型的なマネーゲームだが、その分参入のハードルが高く危険も伴うので男のロマンを追い求めるに値する自分にとって憧れのスポーツだが、本作で夢を見させてもらい楽しく鑑賞することができた。
オーランド・ブルームがああ言った小物?っぽいというか中途半端な役をやるというのは隔世の感。
指導役のデビッド・ハーバー迫力のあるお顔wと思ったら、バイオレント・ナイトのサンタさん。
ウォークマン貰っても安易に泣かなかないところが逆によかった。
「夢は叶う」系映画代表
カーレース映画の最高峰
カーレースを舞台に青年の成長を描いた物語。ありそうにない設定ですが実話だそうで。
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