ドント・サレンダー　スナイパーズ・アイのレビュー・感想・評価

情報員の保護施設へのテロ攻撃に対処する情報員達の闘いを描く物語。 ブルース・ウィリスが脇を固めるＢ級アクション映画。「ドント・サレンダー　進撃の要塞」の続編のようですが、前作の評判は高かったのでしょうか？私の評価は1.5だったのですが・・・ この作品の根本的な問題は、前作のラスボスをそのまま引っ張ってきたこと。「実は生きていました」は興ざめしてしまいますし、一度撃退した相手では、余程の工夫をしなければ「弱い相手」との闘いとなってしまいます。 古い話で恐縮ですが「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、旧作で倒したデスラーの復讐譚は中盤に置き、別にラスボスを用意したのであの重厚なクライマックスがありました。 この映画のように、一度撃退した敵を復活させるのは、鑑賞者がラスボスは「弱い」と認識し、映画の魅力を損なう恐れがあるように思われます。 展開も工夫がなく、囚われた情報員達が隙をみて逃げ出して反撃して・・・の繰り返し。 私的評価は、極めて厳しめです。