SISU シス 不死身の男のレビュー・感想・評価
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生きる
フィンランド映画なんて珍しいと思ってたら、カウリスマキ兄弟はフィンランド人だし、ハッチング孵化とかTOVEトーヴェとか近年のちょっとした話題作もフィンランド発だった。今作はフィンランド映画ではアイアン・スカイの伝統を引き継ぐ(言い過ぎ)ナチネタ。
セリフがめっちゃ少ない上、後半の車上アクションや囚われた女たちの反撃、そもそも不死身=イモータルってところからしてマッドマックス怒りのデスロード風であるのだが、各章タイトルなどウェスタンっぽいタランティーノ味も感じさせる。
主人公コルピは大ケガしても縛首にされても飛行機ごと墜落しても死なずで、どんどんエスカレートする死ななさが笑えた。食事も摂っていないようだし、本当に不死身となると生きてくために金は必要ないのだから、なぜ金塊を大事にしてんのかとは思う。凍える母国を離れてマヨルカ島とかのビーチリゾートでのんびりしたいのだろうか。
制作陣は人間は何をしても死なないと思ってる
本当に犬が生きていて良かったです!
途中で爆弾を体に付けられたときは涙が出そうなくらい心配で、爆弾をつけた奴は地獄に落ちてしまえばいいのにと思って見ていました。
見事地獄に落ちました。
題名に「不死身」と付けるくらいですから、どんな苦境が来ようと安心して主人公の行く末を見守ることができました。
アクションはシンプルですが、逆にそれが主人公の強さを引き立てていたように感じます。
驚いたのが、主人公が全くと言っていいほど台詞がないことです。
台詞がないのにすっと心に感情が入ってくるので、無駄に色々なことを考えず楽しむ事ができました。
というか、制作陣は絶対に「不死身」とキャラ付けされていたら何をしてもいいと思っているでしょ。
銃乱射のなか生き残ってるのもおかしいし、水中で生き残っているのも、最終的になんで上空から落ちて生きてるの??
ミッションインポッシブルのトムが飛行機に捕まっているシーンを思い出したけどさ、本当にミッションインポッシブルよりもミッションインポッシブルだよ
「戦うことで強くなっていく」的な台詞があったけど、多分この兵士達と戦わなくても主人公のレベルはカンストどころがレベル1000くらいはあると思う
それかHPが他人の数百倍はある
90年代にこういうの散々ありました
ドントブリーズのようなタフ感だけど応援したくなる
こういうのはですね、本来苦手なんですよ。バイオレンス?グロ系?何ていうのですかね。血がいっぱい出るやつ。痛いヤツ。何が起こるか分からなくて怖いヤツ。
だからね。レビューはいつも鑑賞し終わってから見るタイプなんですけど、ちゃんとレビュー見て判断しとかないとね。だがしかし、レビュー見たら面白い!とか?痛快!とか?抱腹絶倒だとか?!
あら?面白いのかしら?笑えるのかしら?笑えるんなら見たいんですけど。見て大丈夫なのかしら?いけそうなのかしら?と恐る恐る鑑賞。
いやいやいやー⁉️やっぱ痛いですやーん!(T ^ T)うぁーやらかしたー!あぁっ血ぃいっぱいやーん!((((;゚Д゚))))痛い!痛い!痛いー‼️目おおったほうがいいかしらんー⁉️いや、でも、死なないってレビューで散々見ましたからーーー‼️
そう思いちょっと引き気味ながら鑑賞しておりましたが、だんだん、 ちょちょちょおかしいやん。なんで死なんの?え?生きとるって、いや、生きてて良かったけど、すごいな笑って笑ってました笑笑笑
確かに痛快。倒す!倒す!でも死なない喋らない?!
女の人達もかっこよかったですね。
全体的にセリフ少なめでシンプルで分かりやすく、面白かった(面白かったって言っちゃってるやないか)。
死なない主人公、ずっとセリフなくタフに戦ってましたが、掘り当てた黄金を守り抜き、銀行?のカウンターにぶち撒け、最後の最後にやっと喋りました!
「換金してくれ 。それも高額紙幣で 。その方が軽くて運びやすい」
か!かっこええっ!
はい、面白かったです笑
最後わんちゃんと再会してくれたら良かったなぁー( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
痛快です
最強で最恐
「あの野郎だけは怒らせるな」
無題
ナチスを便利使いしない潔さ
痛(そーだけどそー)快バイオレンスアクション
WWⅡのフィンランド
WWⅡの時期のフィンランドは
非常に微妙な立場で
元々は1939年
ソ連がポーランドへ侵攻
隣接するフィンランドにも
領地の割譲を要求してきたので
拒否し開戦辛くも「冬戦争」は
ソ連を退ける
その後ソ連から続く圧力の影響で
フィンランドはドイツへの協力へ
傾き独ソ戦でも枢軸国側に
つくこととなり1941年
ソ連との戦闘を再開
この「継続戦争」も
多大な犠牲を払った
その後ドイツは徐々に劣勢
1944年ソ連がレニングラードを
突破するとフィンランドは
ソ連に講和を持ち掛けるが
ソ連は一緒に戦っていた
フィンランド国内の
ドイツ軍を掃討しろという
条件を要求
親独方針と板挟みだった
リュティ大統領は一旦
拒否するものの大統領が
辞職すると方針転換
ソ連に講和を持ち掛け
実質の降伏
それにブチギレのヒトラーが
フィンランドに焦土作戦を開始
ソ連は再びドイツ軍の掃討を
要求したが
ドイツはもはや敗色濃厚
かつての同盟国兵と
戦う兵士はもはやいなかった
ドイツ兵はソ連の
捕虜になると絶対死刑なので
ソ連の包囲網をくぐり抜け
捕虜の扱いに関する
ジュネーブ条約をちゃんと守る
英国等の捕虜になりに行く
という選択を選んだのである
…という背景が
一応あるものの
この映画ではそんなに
関係ありません(笑)
ソ連軍を一人で300人倒した
元フィンランド国内最強の
特殊部隊のじいちゃん
アアタミが
掘り当てた金塊を
荒くれナチス兵から奪回する
だけのはちゃめちゃ
バイオレンスアクション
荒廃した世界観も
どっちかというともはや
北斗の拳です
ヒャッハー共がなめて
金塊持ったじいさんに絡み
お前はもう死んでいる
とばかりにザッパザッパ
屠られていきます
地雷原に入っても
地雷を投げ返してくる
身体に火がついて水中に
潜っても水中で追っ手の
首を切りそこから
酸素をもらう(!?)
この映画何より
セリフより描写
ビジュアルで説得力を
出してきます
ナチ側の
女好きのスナイパー
顔の傷を頭巾で隠す律儀な若い兵士
自分だけ逃げようと企む隊長
キャラクターがデザインから
容易に読み取れます
いちいち説明が要らないのです
こうしたテンポの良さから
わずか90分でも濃密に
楽しむことが出来ます
最近映画界が忘れてる
ことじゃないでしょうか
いくらなんんでも
ダラダラ長すぎな映画が
増えてますから
捕らわれていた女性たち
が解放された時に
アアタミが奪ってきた
MP40をみんな与え
ナチ兵に全員でやり返す
シーンはスカッとします
ここもセリフは一切ありません
そしてエクスカリバーの
如くツルハシ一本で
バキバキ倒していく
アアタミおじいちゃん
刺されても撃たれても
死なないこの人
ランボーっていうより
マイケル・マイヤーズ
じゃないかなと
あっだからハロウィンの
時期に公開なんだ(違)
ああそうそう
冒頭に書きましたが
映画で何やっても良いみたいに
扱われがちなナチスですが
時代背景的には同盟国
なんですよね
そこがちょっとスピルバーグが
やりがちなナチ描写とは
違ってきてるとこが面白い
もはや軍紀を外れた荒くれ者
達である必要があったわけです
あと何より恐ろしいのは
アタタミじいちゃん(を越える?)
兵士が実在したこと
「シモ・ヘイヘ」という
伝説のスナイパーで
スコープもない普通の
ライフルで冬戦争では
ソ連兵を542人(!)葬り
「白い死神」の異名で
敵からも恐れられたそうです
ちょっと片岡鶴太郎に
見えなくもないアタタミおじいちゃん
ですがジョン・ウィックや
ロバート・マッコールに比肩する
ヤバさの痛快アクション
楽しめたと思います
不死身の男
意味は"ヤバい"
究極的に男臭い無双モノ
不屈の精神を持つ男
見る前は正義のおじいさんが成敗する内容なのかと思っていましたがそうではありませんでした。
偶々ナチスに遭遇して自分のお宝を奪われて激怒し奪い返す話でした。
結果的に捕虜を救いナチスを皆殺しにしてしまう。
おじいさん頑張れと心の中で応援しながら見てしまいました。
面白かったです。
言葉を発しない老兵
フィンランド映画らしい。想像していたような物語ではなく、孤独な老人兵士タイトル、ナチス戦車隊の話だった。
とにかく死なない。首吊りのシーンなんつ完全にアウトでしょ。飛行機墜落でも死なないし。
1番良かったのは、囚われの身の女達との共闘してのカーチェイスのシーンは拍手だな。
全体的につまらなくはなかったが、もう少し頑張って欲しかった。
即、続編希望!!「シス」なのに死なない男!! 「ナメてた相手がヤバイ奴」系映画の”完全究極形態” スゴイ!
映画の楽しさ
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