「頭を空にして見るプロパガンダ映画」SISU シス 不死身の男 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
頭を空にして見るプロパガンダ映画
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イデオロギーを無視して、タランティーノに系統している。
ソ連とナチス・ドイツが結託していたら、世界史も変わろうと思う。
タランティーノと違う所は、殺すことへの動機がこの映画では『物欲』のみで、弱そうでメチャクチャな強く、最後は絶対に勝つ事。
ハリウッド的大団円は無いし、NATOに加盟した現在のフィンランドの於かれた立場を考えると、素直に喜べない。ラップランドと政府軍は内戦状態だったはずだし、北欧の民族分布は大変に複雑で、フィン族以外にスウエーデン系の方々がいらっしゃる。時の政府軍はナチス・ドイツに加担していたと記憶する。
そんな中、かのトーベ・ヤンソンさんは『Garm』と言う雑誌で反ナチス・ドイツ運動を密かにやっている。彼女はフィンランド人だが、スウエーデン系でスウエーデン語を話す。
原題 Sisu
製作年 2023年
製作国 フィンランド
劇場公開日 2023年10月27日
上映時間 91分
映倫区分 R15+
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