「辺境の地ラップランドに立つ孤高の戦士」SISU シス 不死身の男 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
辺境の地ラップランドに立つ孤高の戦士
2022年。フィンランド。
甘さのない戦士、それも年老いて皺だらけの痩せた爺さん。
ジジイの戦闘スキルは凄まじい。
死ぬもんか!!
罰を与えてナチスは皆殺し!!
その殺意はブレない。
殺して殺して殺しまくる。
決して自分は死なない。
不死身。
荒涼としたラップランドの地。
金塊を掘り当てたアアタミは馬に乗り犬をお供に両替所に向かう。
金塊を狙うナチスの兵士たち。
どれ程の砲弾を浴びせられようとも、爺さんは対抗する手段を持つ。
地雷には地雷で!!
素手には素手で。
驚くことに戦いは「陸」「海」「空」と続くのだ。
たかがジジイひとりにナチス兵100人。
ランボーの精神の後継者。
ランボーは一人軍隊。
ジジイも一人軍隊。
不死身のジジイに、
犬のウッコが可愛いかった。
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Uさんさんのコメント
2024年2月13日
コメントバックを有り難うございます。とんでもない。いつも琥珀糖さんの畳みかけるようなレビューを素敵だと思っています。
硬質…などと言われて、大変にうれしいです。
Uさんさんのコメント
2024年2月12日
共感を有り難うございます。
考える前に刃を突き出せ、銃を放て! みたいな映画でした。
おっしゃるように、一人陸軍、一人海軍、一人空軍を見事に演じた、不死身のジジイでした。