「不死身のツルハシじいさん」SISU シス 不死身の男 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
不死身のツルハシじいさん
1944年、ソ連に侵攻され、ナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランドにて、老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を持ち、馬に乗り街に向かっていた。やがて、撤退中だったナチスの戦車隊に遭遇し、たまたま金塊を持っている事を知られ、命を狙われた。しかし、精鋭部隊の一員で1人で300人以上のソ連兵を殺した伝説の兵士・アアタミは、ツルハシと不死身の対応力で、次々と敵を血祭りにあげていき・・・という話。
実際にはありえない不死身の強さで、次々とナチスドイツの残党を殺していくのが痛快だった。
川の中で殺した相手の肺に残った空気を吸って潜水を続ける、とか、ツルハシを爆撃機の下腹に突き立てて飛行機の中に入るなんて、出来るわけないと思った。
ま、そんな事を考えず、ツルハシじいさんを応援したくなるストーリーは良かった。
捕えられてた女性で車の運転をした、ミモサ・ビッラモがカッコ良かった。
戦争中に金塊を高額紙幣に替えるなんて、ありえないと思うが。敗戦国の紙幣なんて紙切れになるだろうし、運良く紙切れにならなくても、インフレで紙幣の価値なんて二束三文になるのに。一部必要なだけ現金化して、金塊はそのまま持っておく方が良いと思うけど。
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