「長澤まさみの嫉妬疾走劇」四月になれば彼女は Mr.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
長澤まさみの嫉妬疾走劇
ストーリーは単純で藤代(佐藤健)に嫉妬(その他のネガティブ感情)した弥生(長澤まさみ)が疾走しまい、それを藤代が追いかけるという簡単な話だ。
この単純なストーリーをどのような構成で飽きさせずに見せるかというのがポイントになってくる。
今作においてはそれが失敗したと言わざるおえない。
この映画は2部構成である。春(森七菜)のパートが前半で後半が弥生のパートである。
前半は素晴らしい。綺麗な画、印象的なセリフなど飽きずに見れた。
しかし後半は酷かった。病院と動物園を行ったり来たりして、画がつまらないし、セリフは回りくどく、イライラする。(特に仲野太賀とのくだり)
せめて前後半のパート順を入れ替え、弥生のパートに大幅にカットをして、竹野内豊レベルの画が引き締まるような俳優が出ていればなんとか見れたのではないか。
ストーリー、音楽、ロケーション、上映時間が良かっただけにもったいないと思った。
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