「30分に濃縮された母親の慟哭」うまれる bionさんの映画レビュー(感想・評価)
30分に濃縮された母親の慟哭
いじめが原因で我が子が死んでしまったら。その気持ちがストレートに苛烈に映像化されている。
担任教師役の大根演技が、吹き飛んでしまうくらい母親たちのぶつかり合いがリアル。
我が子が傍観者にすぎないとわかった途端に主犯格の子供と親を責める側に回る母親。主犯格と名指しされると、逆ギレして開き直る母親。ただ、オロオロするだけの教師。
どの立場に自分が立たされても同じような態度をとってしまうであろう。
30分で十分。これ以上はギブアップでございます。
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