ザ・レイクのレビュー・感想・評価
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結局どうなんよ?って事よ
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早々に姿を現す巨大生物のCGはどこぞのB級作品と比べてもリアルさがある。が、残念ながらストーリーが散らかり過ぎている。
“何に軸を置いているのか?”が定まってない
主役が誰か?すらわからない。
冒頭の兄妹たちかと思えば、咬み付かれた兄がいきなり怪物の一匹と感覚を共有し始めて、感覚共有した人型怪物を刺すと痛みが伝わると言う展開だが、全く話が広がらない…。
訳ありな刑事が出て来て、事件が起こっても悠長に学校で喧嘩した娘(ケンカして停学)を迎えに行って嗜めもせず、「一緒に仕事に来い」とか言ってる。
事件で向き合う怪物とは顔を突き合わせても、どうしたら良いか?全く考えず、知恵の欠片もない。果てはなんの教訓だろうか?、可愛げのない娘が死んでしまう。
酸素ボンベを銃で撃ってダメージを与えるのは良いが、娘が押さえ付けられてるのに、横で爆発そせたら、そりゃ死ぬわ。
んで、あれだけの犠牲者、被害を出して、怪物をやっつけた描写もなく、「あの怪物は居なかった」「動画は映画である」とか言ってる警察や政府の広報は恐ろしいが、あの犠牲を隠したとして何の意味があるのだ?また襲ってきたらどうするのだ?と不可思議すぎる。
当然、警察、政府に絶望した刑事は警察を辞めて、怪物と共感した感覚を持ったまま消えたケンの家族、メイをストーキングして怪物にヤギを捧げている所を突き止める…。
で、どうしたいんだこの作品は?
メイの吐物から稚魚?が出て来たり、壁画に怪物との過去が描かれていたり…。
結局どうなん?
どないしたいん?
何かメッセージとかあったんだろうか?
全く分からんかった。
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