駒田蒸留所へようこそのレビュー・感想・評価
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見つけようとしないと見つからない価値
良いところ
それぞれの働くことの価値がはっきりしていく過程
家族の思い出が家族を幸せにするところ
ダメなところ
日常もののストーリーをトラブルなどの偶然で話を進めるところ
最初は嫌々やってる意欲の薄い若者が段々と周囲に感化されて仕事の価値と意欲を見つけていくという縦糸と、家族の絆があるからこそすれ違ってた者同士が絆によって再生していく横糸が窮屈な感じもなく綺麗に織り込まれてハッピーエンド。実に視聴後の後味のいい作品。
ウイスキーの良さはわからないけど、「家族の酒」というところは共感できる。
EDテーマをなぜ琉生が歌ってるんだ?別にアーティスト早見沙織でよかったのでは。
映画に限らず、アニメという創作物ってものは全てが作られないと存在しないものなので全てに意図がある。だからこそ、たまたまやら偶然というものが存在しないのだから、火事だのうっかりばら撒くとかの滅多に起きないイベントで話を進められると日常もののリアリティが薄くなる。そういうことも現実にあるだろうけど、だからこそ迂闊に持ってくると物語のリアリティがなくなる。それ必要なくない?
劇場にはウィスキーがない
せっかく蒸留所の物語なのでハイボールでも飲みたいなと思っていたのですが
映画館にはウィスキーがない…
まずは、もったいないなと思いながら鑑賞
それほど、ドラマチックに盛り上がる場面はないのだけど
前半は背景がわたせせいぞう氏が描いたような風景が描かれていて
そちらに気持ちがいって気にならなかったのですが、途中から
わずか90分が異常に長く感じるような退屈さがなんともいえない、これはどこに落とし所を作ったんだろう?という
俯瞰でしか物語を見れなくて残念感があったものの、結局
ウィスキー好きにもウィスキーを知らない人にもいまいち刺さらないものの
仕事をする上で繋いでいく、引き継いでいくという良さについてはグッとくるものはあったので
中年には少し響くのかもしれません。
映画館を出てその足で、ウィスキーBARへ駆け込み飲んだウィスキーは美味かったです。
良かった
そうですよねお仕事ですもんね
2023年劇場鑑賞272本目。
若きウイスキーを作る女性社長と、入社半年の男性WEB記者が幻のウイスキーを復活させようと奮闘する話。
最初はいがみ合っていた二人が次第に惹かれ合って・・・みたいな展開かと思っていましたが、まぁ現実はそうですよね。
自分は全く酒を飲まないのですが、料理用に日本酒、紹興酒、赤白ワイン、ウイスキーを常備しています。この映画を見て久々にポークソテーを作りました。
豚ロースに塩コショウした後小麦粉をまぶして焼いて、その後のフライパンにバター、ウイスキー、にんにく(チューブで可)、醤油を入れて中火でアルコールを飛ばします。後は先程の肉と、キャベツの千切りに思いっきりかけると完成です。
ウイスキーが呑みたくなった
家族の酒を造っていく今年最高のアニメ映画
少し前に別のお仕事ムービーを観てガッカリしたので、この映画も大したことないだろうと思い、ポイントを使って無料で観ました。
とにかく心に澄み渡るような音楽を上手く頻繁に使っていて、自然と気持ちが乗ってきました。
琉生の髪の色にブルー系統を使っていて、現代的で親しみのあるキャラを作り上げていました。
自分自身はウィスキー自体飲んだことがなく、知識も全くなかったのですが、ストーリーは初心者でも分かり易く、堅苦しさはなかったです。
光太郎は記者として、琉生は駒田蒸留所の社長として奮闘しますが、そこには守っていきたい伝統、家族の絆や人間としての成長が浮き彫りになっており、涙が出そうなほど何回も感動しました。
現時点では、今年一番のアニメ映画です。
仕事に悩んでいる人に見てもらいたい
実はウイスキー作りの詳しい話はあまり出てこない。
ウイスキーの作り方を知っている人は画面を見たりセリフで何のことを言っているのかピンとくる。
知らない人には暗号だろう。しかし物語の本質はウイスキー作りでは無い。分からなければすっ飛ばせば良いし後で調べても良い。
結構時間も掛かって面倒な代物だで充分。
父親である社長の突然の死によって引き継ぎもできずウイスキー会社存亡の危機となり会社清算になりそうな所を自分の夢を捨て大学を辞めて父親の遺志、社員の意志を受け継いだ娘。
他方仕事が面白く無く何度も転職してまたしても仕事が面白く無くウイスキーと言う興味もない取材仕事を任されて会社を辞めようかと考えている編集者。
どちらも自分から望んだ仕事では無かったが、
幻となってしまったウイスキーを復活させると言う夢を通して成長していき、復活を夢見て希望ややる気を見つけて仕事を成し遂げる。その先に未来を見つける、そんな感じの映画。
娘の方は会社復活となるウイスキーを出して天才ブレンダーとして名を馳せたが、幻のウイスキー復活には取り掛かったばかりだ。
他方やる気の無い編集者は取材を通して何度も失敗し辞めようかと考えながらも娘や社員のウイスキーに対する情熱を見てなんとか力になりたいと考えるようになった。編集者の変化は服装の変化を見ればよく分かる(早い話着るもので季節がどんどん移り変わる)。彼の言動が少し前と変わったなと思うと季節の変わりも感じる。時間の流れがあると言う事だ。彼もまた熟成していき編集者として独り立ちして行くと言う事だ。彼の変化を見ると仕事に不満があってもやって行くと何か良い事がある気がしてくる。
そしてウイスキー飲みたくなった。
やりがいって
5回も転職を繰り返し、今のニュース・サイトの記者の仕事にもやりがいを感じられない高橋光太郎(小野賢章)。
そんな光太郎が編集長の安元広志(細谷佳正)にウィスキー蒸留所の取材を命じられる。ウィスキーの知識がまったくない光太郎は尻込みするが、インタヴュー自体は駒田蒸留所の新進気鋭のブレンダー、駒田琉生(早見沙織)が行い、光太郎はそれを記事にまとめるだけだと説得されて引き受ける。
銘ウィスキー「独楽」で知られた駒田蒸留所は、長野県神城断層地震(?)で設備に甚大な損害を被り、社長の駒田滉(堀内賢雄)は原酒造りを断念して、焼酎造りで急場をしのぐ。兄の駒田圭(中村悠一)はそれを受け容れられずに会社を跳びだし、同業他社の桜盛蒸留所に転職。やがて滉は過労で亡くなり、美大に通っていた琉生が美術の道を諦めて家業を継いだのだった。
うだつの上がらない光太郎は、「独楽」復活に向けて奮闘する琉生がまぶしすぎて、初め反発する。だが、琉生が迷い悩みながらウィスキー造りの道を選んだこと、また「独楽」復活が決して平坦な道でないことを知るにつけ、応援するような気持ちに変わっていく――といったストーリー。
製作陣がウィスキー造りを丹念に取材したらしく、細部の描写は説得力がある。長野の自然をバックにした絵も美しい。
「最初からやりたいことがあってその仕事に就く人」は珍しくて、「たまたま携わった仕事のなかにやりがいを見つけていく人」のほうが多いんじゃないかということを考えさせられる。
え、面白いですけど
地味だが上質なお仕事アニメ
モノ作りに本気になるきっかけと、つき動かされる魅力🥃
早見沙織さんの声に酔う。
流生と光太郎が頑張ってた
亡き父の跡を継ぎ、駒田蒸留所の社長に就任した駒田琉生は、経営難に陥った蒸留所の立て直しを図り、幻のウイスキー・KOMAの復活を目指し忙しい日々を送っていた。そんなある日、ニュースサイトの記者・高橋光太郎が、駒田蒸留所を取材に訪れた。頑張ってた流生を取材し、記事に取り上げ、KOMA復活に協力していたが、ある日、漏電火災でKOMAの原酒が焼失してしまった。駒田蒸溜所はどうなる・・・という話。
ウイスキーは好きで、色々と飲み比べてるから非常に興味深く鑑賞した。お母さんのテイスティングがキーだとは、なかなかの家族愛要素もあり面白かった。
琉生役の早見沙織はエンディング曲も担当してて、歌も上手かった。
流生と光太郎が恋に落ちるのかと思ってたけど・・・,
作画も好みで良かった。
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